2009年4月 4日
大阪検定 りそな銀、受験を奨励 従業員にメール
りそな銀行は3日、大阪初のご当地検定「なにわなんでも大阪検定」(通称・大阪検定)の第1回試験(6月21日)の申し込みが1日に始まったのを受け、大阪府内の支店で働く全従業員に対し、受験を奨励する電子メールを送ったことを明らかにした。同検定を主催する大阪商工会議所によると、会社規模で受験を呼びかけるケースはりそな銀行が初めてという。
電子メールは「楽しみながら地元大阪を知る良い機会。ご興味がある方は受験を検討されたらいかがでしょうか」と呼びかける文面。大阪検定について「多様な大阪の魅力を知っていただくことを目的とした試験」と説明している。
2日に府内の全95支店・出張所で働く従業員約3500人(正社員・パート従業員)に一斉配信した。りそな銀全従業員の2割強にあたる。
同行によると、ご当地検定の受験を奨励するのは「奈良まほろばソムリエ検定」(奈良検定)に続いて2例目。りそな銀では業務に必要な公的資格以外は受験料を肩代わりしておらず、大阪検定の受験料(3級3300円、2級4400円)は個人負担となる。
伊藤昭彦・大阪地域オフィサーは「大阪検定の受験勉強を通して地元を知れば、お客さまとの会話も弾み、ビジネスチャンスにつながる。できるだけ受験してほしい」と発破をかける。検定合格そのものが最終目的とならないよう、受験の強制はしないという。
このほか、大阪ガスは「顧客との関係作りに有意義」として、週明けから、受験を申し込んだ社員のうち先着200人に公式テキスト(創元社発行、1995円)を無料で配布するなど、企業単位での取り組みが活発化し始めた。
(2009年4月 4日 09:36)
Category:経済
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