警視庁練馬署は30日、小泉政権時代の経済財政諮問会議に参加し、郵政民営化の推進役として活躍した元財務官僚の高橋洋一東洋大経済学部教授(53)を、温泉施設のロッカーから他人の財布や腕時計を盗んだとして、窃盗容疑で書類送検した。
同署によると、高橋教授は「いい時計だったので盗んでしまった。どんな人が持っているか興味があった」と供述しているという。
送検容疑は、24日午後8時ごろ、東京都練馬区の「豊島園庭の湯」の脱衣所で、区内の60代の男性会社員が所有する現金数万円入りの財布と、数十万円の腕時計をロッカーから盗んだ疑い。(30日 17:46)