岡山放送局

2009年4月4日 16時4分更新

醍醐桜のつぼみふくらむ


樹齢1000年といわれる岡山県真庭市のさくら、醍醐桜は、ピンクのつぼみがふくらみ、開花を待ちかねた観光客が訪れ始めています。

醍醐桜は、真庭市別所の標高500メートルほどの見晴らしの良い高台にあって、かつて後醍醐天皇がこの地に立ち寄り「見事な桜」とほめたことから、この名が付いたと言われています。

樹齢は推定1000年で、高さはおよそ18メートル、幹の周囲は太いところで9メートルほどで、四方に伸びた枝は20メートルほどあります。

ソメイヨシノに比べ花びらが小さいのが特徴ですが、今年は、今週はじめごろからつぼみがふくらみ始め、枝の先の方までピンクに色づいています。

開花についての情報を出している、真庭市の落合支局によりますと、今年の開花はほぼ例年並みの、5日ごろになりそうだと言うことです。
そして、見ごろになるのは、開花1週間後の来週末ごろになると見込んでいます。

来週になって花が5分咲きになれば、夜間のライトアップが始まり、花が散るまでの間の毎日、日没から午後9時まで、昼間とはひと味違ったさくらを楽しむことができます。