民主党の小沢一郎代表の続投表明を受け、共産党の市田忠義書記局長は国会内で記者会見し、事件を「政治資金規正法の根本精神を踏みにじる行為」と厳しく指弾。「小沢さんが説明責任を果たしていないだけでなく、民主党自身も自浄努力を発揮した痕跡は全くない」と批判した。
社民党の重野安正幹事長は会見で「この問題を速やかに克服して野党共闘態勢の再構築を図る」と強調。小沢氏の事件に関する説明を「それはそれとして受け止める」と述べ、続投にも「野党第1党の党首の決断だから素直に受け止める」と歯切れが悪かった。【西田進一郎】
毎日新聞 2009年3月25日 1時24分