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益田市が赴任手当120万円 医師不足対策で '09/4/4

 ▽無利子で貸し付け 1年で返済免除

 深刻な医師不足を受け、益田市は本年度から、市内の三病院に赴任した常勤医に百二十万円を無利子で貸し付ける制度を始めた。一年間勤務すれば返済を免除する。自治体が民間病院に赴任手当を支給するのは、島根県内初の取り組みという。

 貸し付けは、益田赤十字病院と益田地域医療センター医師会病院、松ケ丘病院に新たに赴任した常勤医が対象。研究・研修資金の名目だが、使途は自由としている。

 市に申請すれば、月額十万円として一年分の百二十万円を一括で交付される。一年間の勤務で全額が返還免除になるが、正当な理由があり、途中で退職した場合は勤務した月額分が免除になる。

 津和野、吉賀両町を含む益田圏域では、二〇〇二年に百二人いた勤務医が昨年末は六十九人に減った。医師確保が急務となっている地元病院などの要望で設けた制度で、本年度一般会計当初予算に十人分の千二百万円の事業費を計上した。市は「医師は大学での会合も多いと聞いている。交通費などの負担軽減になれば」と話している。(岡本圭紀)




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