昨年末に閉園したチボリ公園事業の教訓を探る「県民の目線でチボリを検証するシンポジウム」が11日午後1時半、倉敷市稲荷町5の倉敷労働会館で開かれる。入場無料。
市民グループ「『チボリ』に反対する県民の会」と「チボリはいらない倉敷市民の会」主催。当日は事務局が公園事業の経緯や概要などを報告後、事業の公共性などについて岡田雅夫・岡山大副学長をコーディネーターにシンポジウムを開く。パネリストには、公金支出の返還などを求めた訴訟の弁護団長、山崎博幸氏、武田英夫県議(共産)、小山博通・前倉敷市議(同)、服部蓉子・新婦人倉敷支部事務局長が参加する。
事務局は「県がチボリ公園事業検証委の検証だけで幕引きを図るのはどうなのかという思いがある。県民、市民の目線で検証し、今後の教訓としなければならない」としている。問い合わせは事務局(086・805・6171)。【佐藤慶】
毎日新聞 2009年4月3日 地方版