達増知事、初期研修医と議論 医療支援態勢を約束

研修医と意見交換する達増知事(右)
 岩手県の達増拓也知事は3日、八幡平市のホテルで、県立病院などに勤務する初期臨床研修医と意見交換を行った。医師不足解決に向けて、県民ぐるみで医療を支える態勢づくりを進めることを約束した。

 県が2―4日の日程で行っている研修医合同オリエンテーションの一環。医師国家試験に合格し、4月から県内の12病院で研修を始めた74人が参加した。

 意見交換で研修医は県内を研修先に選んだ理由について「岩手の地域医療に貢献したい」「女性医師への支援をアピールしている点が魅力だった」などと発言。医師不足に関して「どんな対応策を考えているか」との質問もあった。

 これに対して達増知事は「医師不足解消のため、やれることは何でもやる。県民が医師の現状などをもっと知る運動を進める」などと県の方針を説明した。

 意見交換後、達増知事は「岩手に貢献したいという研修医が増えていることはありがたい。医療を支える地域力の向上を目指したい」と話した。
2009年04月04日土曜日

岩手

政治・行政



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