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高速道値下げ、フェリー悲鳴 利用が半減の航路も

2009年4月3日11時11分

表:※今年3月28日(土)、29日〈日)の合計と昨年3月29日(土)、30日〈日)の合計の比較※今年3月28日(土)、29日〈日)の合計と昨年3月29日(土)、30日〈日)の合計の比較

 日本旅客船協会は2日、3月下旬から全国で始まった高速道路の値下げの影響で、競合するフェリーの週末の乗用車輸送台数が前年同期より大幅に落ち込んだと発表した。半減した航路もある。国土交通省は新経済対策の一環としてフェリー業界への支援策を検討しており、財政出動を伴う高速値下げの副作用に対応するため、新たな財政出動に踏み切る構えだ。

 落ち込みが目立つのは、明石海峡大橋や瀬戸大橋、しまなみ海道など本四架橋と競合する瀬戸内海の航路。ほぼ半減した岡山・宇野―高松では運航を担ってきた3社のうちの1社、津国汽船(岡山県玉野市)が需要の落ち込みを見越し、3月末で撤退した。

 国交省は、景気後退の影響や、昨年前半の燃料高騰が引き金となったフェリーの輸送能力そのものの縮小も、輸送台数減少の原因とみており、高速値下げによる影響を精査中。フェリー業界から求められている港湾使用料軽減などの支援策を検討している。

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