かるぴす

■[日常]お金がなくてごめんね

誕生日は家に帰るとカレーとケーキが待っていた。恋人が会社帰ってきて作ってくれただけでも嬉しいのに、洗濯までしてくれて（しかも２回も洗濯機を回してくれたらしい）、しかも手紙があった。

手紙！確かに手紙とか貰ってみたいなーと思って（恋人はそういう文章をまったく書くような男じゃないので余計に！）手紙とかいいよねーとかいう話はしたことがあるけれども、まさか本当に書いてくれるなんて思いもせず。「難しい漢字がわからないので、難しい漢字は調べて書きました」と書いてあって笑った（いいのかそれで）。

たった１日だけど、すごく色々してくれて、でも肝心の金で買ったプレゼントっぽいものは何一つなく。そういうのってどうなのよ（嬉しいけどやっぱ少しヤダ、と私は思ってたのに）、まぁ今回のこの人との誕生日はそうは思わないんだなぁ（プレゼントなくてもそれでいいって思えるんだな）と思うと、やっぱり私はこの人に惚れてるのか、むむむと思う。

でもまぁ一方で付き合ってまだ半年だしね。これから何十年一緒にいたら絶対「慈しみあい」みたいな感覚も麻痺してきて、会話すらしなくなったり、少なくとも手をつないだり、恋人の為に尽くしたりそいうのもしなくなるんだろうなー。この男絶対そうなりそうだよなー、結婚したら机の前で座って「飯！」とか言いそうだよなーと思って、またむむむ。先の事を案じても仕方ないから、今を受け止めることにした。26年で一番幸せな誕生日だった気がして。

お金がなくてごめんねと恋人は謝るけれど、別にそんなのいいよと思うけど、でも今後お金がないと困ると思う！けど今日は言わなかった。