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小沢氏「秋口から年明けに総選挙」 臨戦態勢維持を指示
このニュースのトピックス:自民党
民主党の小沢一郎代表は4日の党役員会で、衆院解散・総選挙について「マスコミも麻生太郎首相も先送りをいっているが、私の判断では秋口から年明けの冒頭にある。必ず勝利をする気概をもって頑張ってほしい」と述べ、臨戦態勢を維持するよう指示した。
小沢氏は、衆院選の時期を近いとみる理由について、「首相は小泉純一郎元首相のような修羅場をくぐり抜けた人ではないので決断が鈍い。(衆院の任期満了の)来年9月までは(政権は)もたず、そう遠くない時期に総選挙を行わざるを得ない。そうでなければ首相が自ら(政権の座から)去っていかなければならないだろう」と語った。
また、「総選挙が年越しになった場合、元気に年末年始をおくれるよう公認候補者・内定者の態勢をしっかりとっていく」と述べた。若手、新人を中心に民主党候補から「解散が延びれば資金的にきつい」と嘆く声が出ているのを受けての発言だ。
だが、民主党にとって資金援助は「財政的に厳しい状況」(党幹部)で、「自己責任で借金してもらうしかない」(別の党幹部)との声もある。小沢氏は同日の会見で資金援助について問われ、「党内の問題であり、みなさんにご心配をかけないようにやる」と述べるにとどめた。
一方、小沢氏は会見で、衆院選先送りで民主党有利の空気が変わる恐れがないかを問われ、「自公政権への不信感・不満は今後も変わることはない」と指摘。民主党候補には、「風が吹くのを待っているようでは候補者の資格はない。(解散が)延びるほど国民に接する機会が増えたという精神でやるようお願いしている」と注文をつけた。
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