北海道ウタリ協会(加藤忠理事長、会員数約3500人)は48年ぶりに発足当初の「北海道アイヌ協会」に名称変更した。
差別につながる「アイヌ」という民族呼称が避けられてきたが、会員の間で抵抗感が薄れたことから、昨年5月の総会で名称を戻すことを決定。政府の「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」が今夏に新たな政策を打ち出す予定で、同協会は「名称変更を弾みにしたい」と話した。札幌市中央区の事務所では看板の掛け替えが行われ、職員は名称変更した新しい名刺や封筒を使い、思いを新たに仕事に取り組んだ。
毎日新聞 2009年4月2日 地方版