今年で創立60周年を迎える広島東洋カープの球史を回顧し、完成間近の新広島市民球場(南区)を紹介する「われらのカープ60年展」(中国新聞社主催)が26日、広島市南区の福屋広島駅前店8階で始まった。4月7日まで。無料。
開会式では、中国新聞社の川本一之社長が「ファンと苦楽をともにした歩みを振り返り、新球場への期待も高めてほしい」とあいさつ。カープのマーティー・ブラウン監督たちとテープカットした。
会場では、故津田恒美投手をたたえて現球場(中区)のブルペン脇に掲げてあった銅板「津田プレート」の複製と実際に着用していたユニホームを公開。球団の歩みは、当時の本紙記事と写真のパネル計29点でたどっている。草創期の球団経営を支えた「たる募金」の酒樽(さかだる)などゆかりの品々も並ぶ。
28日に完成式を迎える新球場では、多彩な観戦スタイルを味わえるパネルや観客席の実物を展示している。
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【写真説明】テープカットで開幕した「われらのカープ60周年展」(撮影・山本誉)
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