広島市は2日、マツダスタジアム(新広島市民球場、南区)建設への協力に感謝して、地元住民たちを対象とした球場見学会を開いた。招待客は、輝く総天然芝グラウンドや多彩な観客席に感嘆の声を上げていた。
見学者約7000人のうち約1000人をミニ公募債の購入者が占めた。建設費90億円のうち20億円を賄ったミニ公募債を購入した約3700人から抽選で招いた。
見学者は「砂かぶり席」や「芝生エリア」などの観客席に座り、グラウンドの眺めを確かめていた。球場を周回するコンコースでは、南蟹屋など4町内会のみこしが練り歩き、お祝い気分を盛り上げた。新球場の見どころを解説する市民グループの姿もあった。
【写真説明】見学者が見守る中、みこしが練り歩く新球場のコンコース
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