結婚の決意が固い香菜子に、由起子は香菜子を伊庭家から出し、祖父の楠造にその身を委ねようと、震五郎に手紙を託した。
果たして、由起子の手紙を読んだ楠造は、可愛い孫娘のために一肌脱ぐことを決意。香菜子を鏑咲家の養女にすると、香菜子と克敏の結婚をまとめるよう克敏の両親を説得する。
まもなく、香菜子の結婚式が挙行される。小百合、和子は出席するが、由起子は欠席したのだった。
しかし、由起子から届いた香菜子への手紙には、母のあふれる思いが綴られており、香菜子は涙がこぼれてくる...。
非婚バーを閉店した由起子は、自分の生き方を貫くために、新しい非婚の館を計画する。小百合、和子も賛同して、新たな非婚同盟の出発だ。