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WBC「非紳士的」プレーの真実…西武・中島裕之選手

真相直撃インタビュー「気になるあの人、あの話題」

中島裕之(クリックで拡大)

 3日に開幕するペナントレースでパ・リーグ連覇に挑戦する西武の若きチームリーダー、中島裕之内野手(26、写真)。WBCでは、トレードマークの鮮やかな金髪を黒く染め、チームトップの打率.364をマークするなど、日本代表の連覇に貢献した。一方で、ベース上の交錯プレーをめぐり、韓国サイドから「非紳士的」と“口撃”されたが、その胸の内は…。(聞き手=夕刊フジ・宮脇広久)

 開幕を2日後に控えた1日、本拠地西武ドームでの練習中、中島は三塁側ブルペンに足を運び、打席に立って味方の主力投手・岸孝之の投げる球をチェックした。そんな姿にもリーダーの風格が出てきた。

 −−打者の本能として好投手の球を打ってみたい、真剣勝負してみたいという気持ちにもなったのでは?

 「対戦せんでいい。抑えられたら嫌やもんね。ええ球来ているから(笑)」

 −−WBCは終了したが、今季は黒髪のまま

 「とりあえず、このまま行こうと思います。(シーズン中)ずっとかどうかはわからないですけど」(近くで見ると、既に黒髪の所々が色落ちし、茶髪がのぞいているが…)

 −−次回WBCに向けて、加藤コミッショナーが、日本のプロ野球の使用球を、WBCで使用されたメジャーリーグ使用球に近づけたい、との意向を示している

 「ボールを変えて問題があるとすれば、投手の方ではないでしょうか。僕は構わないです。最初は飛ばないと感じましたが、慣れるにしたがって打ち方がわかっていった感じです」

【「僕はベース空けていた」】

 日本がWBC決勝で韓国を撃破し連覇を達成した後、韓国のメディアが「勝利したがマナーで負けた“ダーティーサムライ”」などと日本を批判。中島の決勝でのプレーも「非紳士的」とされた。6回に韓国の一塁走者が盗塁死した際、ベースカバーに入った中島の左ひざと激突し、衝撃で走者のヘルメットが割れ、騒然とした雰囲気に。7回には一塁走者の中島が併殺を免れようと二塁ベース上で二塁手に体当たりしたことも批判の対象になった。

 「僕から言うことは何もないです。…ただ、盗塁の時、僕はベースを空けていました。僕にしてみたら、ベースを空けていたのに、走者が足の方へ突っ込んできた形です。まぁ、(韓国が)負けたから、いろいろ言われているのかもしれませんね」

 −−確かに、日本のファンにとっては、むしろ中島選手の左ひざの方が心配になった

 「僕も衝突した瞬間は、やっちゃったかな、と思ったんですが、意外になんともなかったです。ひざではなく、スネでしたけど」

 ■中島裕之 なかじま・ひろゆき 1982(昭和57)年7月31日、兵庫県伊丹市生まれ、26歳。伊丹北高から2000年にドラフト5位で西武入団。昨年、北京五輪に出場。シーズンでもリーグ2位の打率.331、21本塁打、81打点、リーグトップの出塁率.410をマークした。今回のWBCではレギュラーとなり、発熱の影響で2試合欠場したが、打率は日本代表中トップの.364。独身。今季年俸2億円。

ZAKZAK 2009/04/02

紳士

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