赤坂・日枝神社 神聖な一室でハレンチな凶行
(週刊朝日 2009年03月27日号配信掲載) 2009年3月18日(水)配信
「相手は若い女性刑事で、私の話を聞かずに質問ばかりしてきた。『廣瀬とホテルに行ったでしょ?』『ふたりで食事したでしょ?』とありもしないことばかり。人形を使った体位の再現では、『騎乗位だったでしょ?』と何度もしつこく聞かれた。事情聴取は3時間で終わり、調書は数枚だけ。『無理やり』『脅迫』といった側面が弱まっていたけど、早く終わらせたくて捺印しました」(Aさん)
恐らくは廣瀬被告が「性行為は合意の上だった」と主張したのだろう。廣瀬被告の父親も、いまだ息子が無実だと信じていると語る。
「息子は正義感の強い子で、子どものときにはイジメっ子を呼び出してやっつけたこともあります。もともと日枝神社を6月末で辞めて実家に戻る予定で、予定どおり円満に退職している。事件の話はあまりしませんが、相手を傷つけておらず、強姦ではなかったような説明もしていた。もちろん(性交)したこと自体は悪い。息子は一昨年に神社の事務の子と結婚し、事件当時は実家に住むかどうかで嫁とモメて別居していた。神社を継ぐには同居するのが当然で、息子は私と嫁の間で板ばさみになってたんじゃないかな。事件後に妻と離婚して帰郷すると、この神社で毎日、夜遅くまで懸命に働いていました」
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