赤坂・日枝神社 神聖な一室でハレンチな凶行
(週刊朝日 2009年03月27日号配信掲載) 2009年3月18日(水)配信
Aさんがこう振り返る。
「神幸祭(じんこうさい)という日枝神社の最大のお祭りの日の夜でした。上司の指示で境内の仮設テントに行くと、数十人の神職や氏子が酒を飲んでいました。手伝いの巫女は私ひとりで、それまでほとんど話したことのなかった廣瀬が、私に『酒を注げ』『さっさと飲め』などと命じてきました」
巫女にとっては神職の言うことが絶対で、返杯は必ず飲まなければならないと、日ごろから教えられていたとAさんは言う。
もとより酒の弱いAさんは、2時間ほどホステスのように働かされてからようやく解放され、クラクラする頭を抱えて社務所地下2階の女子参篭室(さんろうしつ)に入った。元来は神聖な祈願の場である10畳ほどの部屋が、通勤する巫女らの更衣室として利用されていたからだ。もちろん、男子禁制である。
Aさんは目をつぶりながら、こう述懐する。
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