赤坂・日枝神社 神聖な一室でハレンチな凶行
(週刊朝日 2009年03月27日号配信掲載) 2009年3月18日(水)配信
九州地方の由緒ある神社の、還暦を迎えた神主が、目を潤ませてこう訴えた。
「この神社は300年の歴史を持ち、私が十数代目の神主です。神社を継承すべき息子は『有罪になれば、もう実家には戻らない』と言ってる。このままだと神社はつぶれかねません」
神主のひとり息子・廣瀬正周(まさかね)被告(31)は国学院大学を卒業後、01年ごろから東京・赤坂の日枝神社で神職として働いてきた。いずれは実家の神社を継ぐための修行だったが、昨年6月13日夜にトンデモない凶行に及び、今年1月に東京地検に強姦罪で起訴されている。
被害を受けたのは、日枝神社に勤めていた20代前半の元巫女・Aさんだ。正月に初詣でのアルバイトをしたのをきっかけに神社の仕事に興味を抱き、昨年4月に正規の巫女として採用された。わずか2カ月後に、その悲劇は起きた。
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