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2008年 03月 09日
アルルの男・ヒロシです。 梶山静六という政治家がいた。あの田中真紀子から「変人・軍人・凡人」と名付けられたうちの軍人にあたる政治家である。(注1) ===== (注1) (ウィキペディア:田中真紀子から)“ 「凡人」「軍人」「変人」 1998年7月の自由民主党総裁選挙に立候補した小渕恵三を「凡人」、梶山静六を「軍人」、小泉純一郎を「変人」と彼女が評した。梶山は旧陸軍士官学校出身。小泉は自民党の支持基盤の1つを解体すると目されていた「郵政民営化」を自身の政策の根幹に据えていたため、「自民党の異端児」と評されていた。そして小渕は官房長官当時に「平成」の改元を発表した「平成おじさん」の印象程度しかなく、国民からの認知度が低かったため。” ====== 元左翼活動家で現在はエコロジストの太田龍氏のウェブサイトに、梶山静六氏について、以下のような記述がある。太田龍の時事寸評から引用する。 (引用開始) 私は、この太田龍氏の知人の森洋氏のいう、政治的謀殺説について、真偽を判定する情報を持たない。 しかし、梶山議員の死因については当時から、「その程度のことで死ぬのだろうか」と思ったことがある。 参考までに、当時の梶山氏の事故関連の新聞記事がある。これは産経新聞のもの。それを以下に貼り付ける。 (貼り付け開始) 以上のように、物損事故として扱われた追突事故の後遺症で、梶山氏は亡くなったという風に新聞報道は読める。太田氏もあくまで森洋氏からの伝聞という形で、梶山氏のエピソードを伝えている。 梶山氏が、ユースタス・マリンズの『民間が所有する中央銀行』(面影橋出版)を300冊買い取って配り歩いた(?)出来事と、物損事故の後遺症による死去に因果関係があるかどうか。それ以外の持病があったので亡くなったというのであれば、病死だが、気にはなる。 ちなみに、マリンズというのは、熱心なカトリック教徒で、昔はアメリカ議会図書館の司書などをしていて、アメリカの金融史の裏側を勉強してきた研究家である。非合理的な反ユダヤ思想に取り憑かれているのだが、それでもなお、彼の発掘してきた資料は貴重なものも多い。 私は、『世界を動かす人脈』の中で、このマリンズが書いた本の中に出てくる、もともとの引用文献、新聞記事まで戻って情報をチェックし、そのうち、真実だと私が確信したものだけを執筆の際の資料として利用した。 マリンズ氏は、現在も存命で、アメリカに住んでいる。ただ、必ずしも裕福な生活ではなさそうである。もともと彼はエリート教育を受けていた人である。でなければ、議会図書館(最近、ニコラス・ケイジの「ナショナル・トレジャー2」に出てきたあの図書館)に就職は出来ないだろうから。 このマリンズ、最近、翻訳書が再発された。『世界権力構造の秘密』という本である。 だから、世界史の裏に、法律的には犯罪として片づけられても、ラショナルな理屈では説明しがたい底流のような動きがある、という考え方は、私は今回の本では取らなかったが、あながち嘘ではないと思う。 私は、今回の『世界を動かす人脈』の裏テーマとして、自分で「いかがわしいユダヤ陰謀論を粉砕する」という目的を課した。しかし、世界の決めごとが閉鎖的な場で行われたり、政治家や権力者同士のつぶし合い、殺し合いが存在することを否定したわけではない。それは証拠があれば、そう書くべきであるというだけの話である。 私は、幸いにして、命を狙われたりしたことはない。梶山氏のような首相候補と、私のような、ど貧乏人、権力に縁のない人物との違いはそこにあるのかもしれない。これはむろん、仮に、梶山氏が謀殺された場合の話だが・・・。 そういえば、『梶山静六―死に顔に笑みをたたえて』( 田崎 史郎著)という本があった。ちょっと読んでみようか。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 なんじゃこりゃ!!イキナリ3万渡されて犯されたぞwwhttp://deai-baby.com/me/mp0cdz5 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 給料入った!即効使った!と思ったら、次の日にまた給料入ったwwどうなってんのこの仕事?http://winmx.zz.tc/matome/hr6hr06 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 |
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