日本人が知らない 恐るべき真実

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2005-09-05 第三章 国際金融資本に支配される世界

外国資本が所有する米国中央銀行FRB 00:15

 ドルを発行しているのは、米国中央銀行である米国連邦準備制度理事会(FRB)です。この米国連邦準備制度理事会とは、いかなる組織なのでしょう?政治的理由によって連邦議会図書館を解雇された唯一の職員であるといわれるユースタス・マリンズの著書『民間が所有する中央銀行』(秀麗社)に詳細が描かれていますので、要約してご紹介いたします。

 連邦準備制度理事会(FEB)の理事は合衆国大統領によって任命されますが、理事会の実際の業務の管理は、理事と協議しつつ連邦諮問評議会が行います。

 連邦諮問評議会は、1914年1月7日に開かれた連邦準備制の組織委員会で選定された12の特権的都市*1の「金融地区」連邦準備銀行の役員によって選出されますが、『連邦準備法』に基づき一般には公表されていません。

 全米12の地区連邦準備銀行は「金利を設定し、公開市場操作を指揮することによって米国通貨の日々の供給と価格をコントロール」することができます。

 12ある地区連邦準備銀行の中で最大の銀行が『ニューヨーク連邦準備銀行』です。米国の金融政策である金利や通貨の数量と価値、および債権の販売は、実質的には『ニューヨーク連邦準備銀行』が決定しています。

 1914年、当初『ニューヨーク連邦準備銀行』は、20万3053株を発行し、『ナショナル・シティ・バンク』が最大の株数3万株を取得。『ファースト・ナショナルバンク』が1万5000株を取得。(この2つの銀行は1955年合併し、単独で連銀をコントロールすることが可能になりました)『チェース・ナショナルバンク』が6000株、『マリーン・ナショナルバンク・オブ・バッファロー』(後の『マリーン・ミッドランドバンク』)が6000株、『ナショナルバンク・オブ・コマース』(現在の『モルガン・ギャランティ・トラスト』)

が2万1000株をそれぞれ取得しています。

 さて、『ニューヨーク連邦準備銀行』の株を所有するこれらの銀行の株主は−

となっています。

 つまり、『ニューヨーク連邦準備銀行』は欧米の銀行が株の100%を保有していて、米国政府は1株も保有していません。上記の中でチェース・マンハッタン銀行が米国ロックフェラー系ですが、他はすべてがユダヤ系(ロスチャイルド系)と言われる金融機関です。つまり、外国の金融資本が米国中央銀行を支配しているということになります。