2009年4月2日19時28分
転落事故が起きた現場付近=北海道安平町、HTB(北海道テレビ放送)提供
2日午後2時20分ごろ、北海道安平(あびら)町追分春日のゴルフ場「ル・ペタウゴルフ」で、札幌市北区新川西3条4丁目の主婦合掌(がっしょう)貴恵(たかえ)さん(38)がコース上にできた深さ約5メートルの穴に転落し、約1時間半後に救出されたが、死亡が確認された。道警苫小牧署が死因や穴が開いていた原因を調べている。
同署などによると、穴は直径約1.5メートルで、深さは約5〜6メートル。底の直径は約10メートルあり、水がたまっていた。合掌さんは当時、夫(40)と長男(13)、次男(10)とプレー中で、コース上のフェアウエーを歩いていた際に転落したという。
同ゴルフ場によると、冬季休業を終え、3月28日からオープンしていた。この日は午前中に担当者がカートに乗り、目視でコースを点検したが、異状は認められず、約50人がプレー。合掌さんら家族の前にも同じコースを数組がプレーしていたという。同ゴルフ場は安全が確認できるまで営業を取りやめる。
救助作業にあたった胆振東部消防組合によると、穴の内部の壁は非常に崩れやすい状態だったといい、内部が空洞になっていた地面の上を、合掌さんが踏み抜いた可能性もあるという。
同ゴルフ場の山本秀樹・副支配人は「人が乗って陥没するようなことが起こるのは予想外だ」と話している。道警は、コース整備が適正に行われていたのかどうか、業務上過失致死容疑も視野に慎重に調べる方針。