小金井の可燃ごみ問題　八王子で順調に収集

　東京都小金井市の可燃ごみ問題で１日、八王子市のほかに新たに１自治体が可燃ごみの受け入れ契約を締結した。市民のごみは同日、八王子市の館清掃工場などに搬送され順調に処理、最悪の事態は当面回避された。

　小金井市によると、新たな自治体との契約は日量約２０トン、当面２カ月間で最大約９００トンまで。小金井市の可燃ごみの発生量は１カ月で約１３００トンあり、八王子市が引き受けた２カ月間で約１０００トンを合わせると、当面はしのげるが、今後も安定的に処理ができるようにするため、他の自治体などと受け入れ交渉を進めているという。

　また、これまで小金井市の可燃ごみを受け入れていた国分寺市は同日、８日に開かれる臨時議会で関連補正予算案が可決、９日予定の住民説明会で理解が得られれば、９月３０日まで２０００トン以内の可燃ごみを受け入れることを表明した。