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富士通、現場に入り業務改革提案−新コンサル立ち上げ
富士通は企業の現場にチーム単位で入って業務改革を提案する新たなコンサルティングサービスを、計画を前倒しして立ち上げる。生産管理や経理などの実務を経験してきた中堅幹部らを約2年間にわたる特別研修で「フィールド・イノベータ(FIer)」と呼ぶ業界初の実践型コンサルタントとして育成、同サービスを提供する。1日付で新設した「フィールド・イノベーション本部」を司令塔に、第1陣として149人を本番投入する。1、2年で陣容を300人超に拡充し、重点顧客のうち500社へのサービス提供を目指す。
FIerの育成は新規事業の目玉として、黒川博昭前社長(現相談役)―野副州旦社長と2代にわたって推進してきた経営トップ肝いりのプロジェクト。
I期生は40代半ばの業務系の幹部社員を中心に社内横断で選任。
(掲載日 2009年04月02日)
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