【2009年04月01日19時03分 更新】


1.新年度スタート 県庁で辞令交付式
 (04/01 18:47)

1日から新年度がスタートしました。県庁では、新規採用職員の辞令交付式が行われましたが、東国原知事は、新年度早々、思わぬハプニングに見舞われました。団塊の世代の大量退職もあって、今年度、県庁には、昨年度より50人多い111人が、採用されました。(新規採用職員代表・宮谷さゆりさん)「全体の奉仕者として、公正に職務を遂行することを固く誓います」このあと、東国原知事が、激励の言葉を贈りましたが、いつもと表情が違います。(東国原知事)「目に、しこりができてる。このあと病院に行きます。ほんとすみません。晴れて門出の日にですね。あまり皆さんの顔が見えない」新年度早々、思わぬハプニングに見舞われた東国原知事でしたが、それでもフレッシュマンを前に、激励の言葉を贈り続けます。(東国原知事)「自己犠牲をしても、宮崎県を浮揚していく、発展させる県民の生活を支えるんだという強い意志を持っていただきたい」式のあと、病院で診察を受け、左目にできた結石を取り除いてもらった東国原知事。左目は開くようになり、大事には至らなかったということです。(東国原知事)「みんなうそじゃないかと。エイプリルフールだから。冗談と受け取られがちだが、本当に左目が痛かった」県庁マンとしての最初の日に、知事のハプニングにあった新規採用職員たち。4月6日から研修を受けたあと、東国原県政の一員として仕事に励みます。


2.宮崎銀行入行式
 (04/01 15:43)

1日は、企業の入社式も行われました。景気が悪化する中で迎えた新年度のスタート、トップの一言、そして、新入社員の決意とは・・・このうち、宮崎銀行の入行式には、去年より9人少ない、109人の新入行員が出席しました。宮崎銀行は、リーマンショックを引き金にした金融危機の影響などで、昨年度、過去最大となる125億円の赤字決算を見込んでいます。式では、新入行員一人ひとりに辞令が手渡された後、小池頭取が激励の言葉を贈りました。(小池光一頭取)「今年度から一日も早く宮崎銀行の本来あるべき業績を取り戻していくとともに、将来の成長戦略に向かって、業務体制をしっかりと作り直していくことが必要になる。皆さん方も一日も早く、新戦力として戦列に加わってもらわないといけない。」これに対し、新入行員を代表して、児玉達也さんが、「競争激化をチャンスと捉え、熱い情熱を持って全力を尽くしたい」と抱負を述べました。(新入行員は)「経済危機と言われる中で入ったことに対し不安も覚えたが、頭取の言葉でより一層身を引き締めて頑張っていける気がした。」「不安はたくさんあるが、それ以上に期待や希望も多いので一生懸命自分のできることをやっていきたい」新入行員は、総合職を除いて、2日から早速、それぞれの配属先で勤務します。


3.旭化成グループ入社式
 (04/01 15:43)

延岡市では、旭化成グループの入社式が行われ、大学などを卒業した452人が式に臨みました。(旭化成・蛭田史郎社長)「この経済環境の変化が起こった要因を冷静に分析し、そこから今後の方向を見定め、その対策を打っていく事が重要」「自分の哲学で物事を考え、行動する人間であってほしいという事を強く期待しています」これに対し、新入社員を代表して、会田尚子さんが、誓いの言葉を述べました。(新入社員代表・会田尚子さん)「私たち一人一人が世界を強く意識し、新たな息吹を吹き込むことで、旭化成グループ全体を大きく飛躍させたいと心から決意しています」旭化成グループは、景気悪化のあおりを受け、今年1月から3月にかけて、約50人の派遣社員の契約を解除したほか、延岡市にある2つの繊維工場を、今年9月いっぱいで閉鎖することを決めました。逆風の中、社会人となった新入社員たちは、延岡市内で研修を行った後、全国各地に配属されることになっています。


4.日立プラズマ工場昭和シェルに売却検討
 (04/01 18:48)

景気悪化の影響を受けている、国富町の日立プラズマディスプレイについて、日立製作所は、昭和シェル石油と、活用法を協議していることを明らかにしました。昭和シェル石油は、太陽電池製造工場への転用を検討しています。日立製作所によりますと、昭和シェル石油と検討を進めているのは、国富町にある宮崎工場の土地や建物、それに人材の活用法で、今後、売買を含めて、詳細を協議していくということです。昭和シェル石油は、子会社の昭和シェルソーラーが、田野町と清武町に太陽電池製造工場を建設。さらに、2011年までに大規模な量産工場の稼動を計画していて、プラズマディスプレイ工場を、太陽電池工場に転用することを検討しています。日立プラズマディスプレイは、景気悪化のあおりを受け、正社員の約半数を、県外の工場に配置転換する方針を打ち出すなど、事業の再構築を進めています。日立製作所では、2、3か月をめどに結論を出したいとしています。


5.大麻所持・栽培容疑で4人逮捕
 (04/01 18:48)

販売目的に、大麻を栽培していたなどとして、警察は、サーフショップの経営者ら4人を逮捕するとともに、大麻2キロを押収しました。大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、宮崎市のサーフィンショップ経営、岡田英吉容疑者ら4人です。警察の調べによりますと、岡田容疑者らは、民家などで、大麻を販売目的に栽培し、売り渡した疑いです。警察の調べに対して、4人は容疑を認めていて、このうち3人は、3月、起訴されました。警察は、一度の押収量としては、県内最大となる大麻2キロを押収しました。警察は、ほかにも購入者がいるのではないかとみて、調べを進めています。


6.4月1日からタクシー車内全面禁煙化
 (04/01 18:58)

4月1日から、県内を走るほとんどのタクシーが、禁煙となりました。全国各地で進むタクシーの禁煙化、利用者は、どう思っているのでしょうか。タクシーの禁煙化は、2003年に施行された健康増進法や、乗客からの要望に応えたもので、4月1日から、県タクシー協会に所属する、ほとんどのタクシーが全面禁煙となります。(県タクシー協会・吉野敏博さん)「多くの声として、タクシーが非常に煙草くさいなあという声を、お叱りをかなりいただいております」このうち、宮児タクシーは、143台の小型タクシーすべてを禁煙化。4月1日朝、車内禁煙を知らせるステッカーが貼られました。(粉川アナウンサー)「4月1日から始まったタクシーの全面禁煙、利用者はどのように感じているのでしょうか」(非喫煙者は)「タクシーも公共的なものですから、健康上、全面禁煙が望ましい」「私、2歳の子どもがいるので、タクシーに乗るときは、禁煙の車をと思っていたので、すごくうれしい」(喫煙者は)「禁煙の場所がどんどん増えているので、別に・・・」「お金を出して乗るので、タバコを吸わせて欲しい」一方、タクシーの運転手からは、不安の声も聞かれます。(タクシー運転手)「(タクシーの利用者が減るのでは・・・)(酔客とのトラブルが心配)」こうしたトラブルに備えようと、県タクシー協会は、タクシー会社に対応マニュアルを配布、喫煙を希望する客のため、携帯灰皿を用意して、車外での喫煙を求めることにしています。また、県内のタクシー利用者は、不況の影響で年々減少していることから、タクシー協会では、「禁煙化で、利用客が増えれば」と期待を寄せています。(県タクシー協会・吉野敏博さん)「タバコのにおいで、タクシーに乗られるのがちょっとというお客様にとっては、サービスの向上に繋がるのではと思っています」全国で進むタクシーの禁煙化の動き。4月1日、宮崎と熊本で導入されたことで、九州全県で、タクシーの禁煙が始まったことになります。


7.今年第一号 春駒誕生
 (04/01 15:43)

春駒もデビューです。野生馬が生息する串間市の都井岬で、1日、今年第一号の子馬が誕生しました。春駒は、オスの鹿毛で、体高は、80センチ前後と標準の大きさです。春駒は、8歳の母馬の周りを元気に飛び跳ね、ときおり母馬のおなかに首を突っ込んで、お乳をねだっていました。今年は、去年より4日遅い春駒の誕生でしたが、都井岬では、これからゴールデンウィークにかけ、15頭前後の出産が見込まれています。


8.田中理事長、個人の告発取り下げ
 (04/01 15:35)

「エコクリーンプラザみやざき」の施設破損問題で、施設を運営する県環境整備公社の田中義信理事長は、警察に対し個人で行っていた告発を取り下げました。県環境整備公社の田中義信理事長は、2005年に行われた調整池の完成検査で、当時の役職員が、ウソの検査調書を作成して工事の代金を支払い、公社に損害を与えたとして、今年1月、背任容疑の告発状を警察に提出しました。田中理事長によりますと、その後、公社として警察に提出した、同様の告訴状が受理されたのを受けて、警察と協議した結果、個人としての告発を、3月18日に取り下げたということです。告発を取り下げた理由について、田中理事長は、「公社の告訴状が受理されたので、個人的な役目は終わった」と、話しています。


9.県警に子ども・女性安全対策係発足
 (04/01 15:36)

子供と女性を犯罪から守る、子ども・女性安全対策係が、県警察本部に設置されました。子ども・女性安全対策係は、今年度から、各都道府県の警察本部に設置されるもので、県警察本部では、1日、発足式がありました。発足式では、まず、県警察本部の相浦勇二本部長が、「県内の子供と女性にとって、安全安心な社会を実現するため、全力で頑張って下さい」と、7人の職員たちを激励しました。これに対し、対策係の福栄芳政捜査指導官が、「県内の子どもや女性が性犯罪などの被害に遭わない、安心な社会づくりを目指します」と決意を述べました。子ども・女性安全対策係は、県警察本部のほか、県内の8つの警察署にも設置されていて、今後、凶悪事件につながるおそれのある「声かけ」や、「つきまとい」への対応に、力を入れることにしています。県警では、「どんな些細なことでも、通報してほしい」としています。


9.宮崎国際大学で入学式
 (04/01 15:36)

県内の大学のトップを切って清武町の宮崎国際大学で、1日、入学式が行われました。宮崎国際大学では、毎年、4月1日に入学式を行っていて、今年は、67人の新入学生が式にのぞみました。入学式では、隈元正行学長が、「本学は、多くの先生が海外出身です。異文化に触れ、英語力を高めてください」と、式辞を述べました。これに対し、新入学生を代表して、森園夏織さんが、「国際社会に貢献できる人物になることめざします」と、英語で誓いの言葉を述べました。キャンパス内の会話も、英語で行うという宮崎国際大学。新入学生たちの授業は、来週からスタートします。


9.宮崎市のリネン工場で火災
 (04/01 15:35)

3月31日夜、宮崎市のリネン工場で火事がありましたが、けが人はいませんでした。3月31日午後9時40分すぎ、宮崎市赤江の南国リネンサプライ、第一工場から火が出ていると、通報がありました。この火事で、乾燥機やプレス機などが置かれている建物の2階部分、330平方メートルを全焼し、火は、約1時間後に消えました。この工場では、クリーニングの洗浄や乾燥などを行っていますが、出火当時は業務は終わっていて、従業員などもいなかったため、けが人はいませんでした。現在、警察と消防で、出火原因を調べています。


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