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生活

産婦人科救急相談電話、全道に拡大 患者搬送迅速化図る(04/02 07:54)

 札幌市が同市中央区の夜間急病センターで実施してきた産婦人科救急相談電話制度が一日、全道に拡大された。道内主要医療機関の新生児集中治療室(NICU)の空き状況などを確認して救急隊などに情報を提供、患者搬送の迅速化を図る。また、夜間は助産師が妊婦らの電話相談に応じる。

 相談電話は札幌市が、産婦人科医の負担軽減を目的に昨年十月から市内を対象に始め、二月末までに主に妊婦らから一日平均五・四件の相談が寄せられた。NICUの空き状況を救急隊などに伝えることで「たらい回し」を防ぐ効果が大きいとして、全国的にも注目され、一月には東京都の猪瀬直樹副知事が視察に訪れた。

 全道への拡大はこのシステムを高く評価する道が同市に打診、道の委託事業として実施が決まった。道が国の補助を受け、助産師の経費など三千万円を負担。これまで二人体制だった助産師を三人体制とした。

 助産師は毎日、周産期母子医療センターなどを持つ道内の二十五病院(一日現在)に電話で重症新生児や妊婦の受け入れが可能かどうかを確認、パソコンで救急医療システムに入力する。

 情報は全道の産婦人科医療機関と消防機関が見ることができ、緊急時にどこに受け入れを依頼すればいいかがすぐに分かる。

 道央の医療機関や消防に対しては、札幌市内で患者を受け入れる高度な医療機関を電話で紹介する。

 一方、全道の妊婦らからの相談電話には助産師が症状を聞いた上で、すぐ受診するべきかなどをアドバイスをする。

 札幌市内では、同市が優先的に緊急患者を引き受ける病院を決めているため、助産師が病院を紹介するが、札幌市以外は相談電話と各病院との協力体制がまだ確立していないため、現在のところは病院の紹介はできない。

 市保健所の飯田晃医療政策担当部長は「今後ほかの自治体や病院と連携を深め、よりよい制度にしていきたい」と話している。

 産婦人科救急相談電話は午後七時から午前七時までで、(電)011・622・3299。

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