FX2000への思い

March
28
2009

 ALCADIA FX2000/FX2000R この機種への思い入れは本当に深いものがあります。できることなら、もっと早い時期にこのアイディアを形にすべきだったという多少の後悔もありますが、反対に今の自作PCの状況であるから作ることが出来たのだ、とも思います。ロングランテストを行っているFX2000Rを使っていると、自分のケース開発人生のなかで、まさにBESTだと実感できます。

 

 基本性能の部分で言えば、シャシー前面のエアチャンバーによって非常に強力なエアフローがダイレクトにCPUやGEを冷却することが厳然と分かります。長年ケースメイキングをやってきて、FANの能力をいかに最大化するのかに悩んできましたが、ここにきてようやく最大化のためには、FANの前面の有り様がいかに大切であるかということを実感しました。そしてFX2000Rのノイズリダクション仕様では、エアフィルターレスであるがために強烈極まりない冷却性能を発揮してくれます。ケースの内部は豪快なエアフローがあれば冷却性能は急激に向上します。それはCPUクーラーと同じ理屈です。エアフローの速度が非常に重要なのです。そんなことは百も承知でこれまで十分に実現できなかった自分が悔しいですが、このFX2000Rに関しては本当に満足しています。また、HDDの搭載を非常に割り切った形にしたことも、結果として非常に良かったと思います。この場所が想像以上に冷却効果を発揮する結果となったのは、R-I/Eのエアフロー速度が格段に改善した結果だと思います。

 

 FX2000R のCSC効果に関しては、特に微細帯電ダストの吸着効果が一段と高まっていることも、予想通りと成りました。植毛パイルの帯電量がエアフロー速度が高まったことによって増大したためです。一般には流速が速くなると付きずらくなるイメージですが、実はその正反対なのですね。また、サイレンサーの消音効果も植毛パイルで向上しています。金属の反響音が軽減できただけ音質もマイルドですので、設置場所によっては(ケース背面の空間が少ない場所等)相当に効果が出ます。

 

 最後に、FX3000の製作意欲をそぐほどに重要なのが、DUAL CPU B/M搭載機能です。ワークステーション用途なら、このサイズでも十分でしょう。むしろ、この通常ATXのサイズが快適な場合も多々あると思います。

 

 是非、WiNDyのFLAGSHIP ALCADIA FX2000/FX2000Rを試してみてください。

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Posted by 有海啓介 | この記事のURL |