政治不信

March
15
2009

 議会を解散して民意を問わない与党、政治献金問題で検察批判をする野党第一党の党首。景気対策を軽んじる日本政府の対応にいま、どれだけの国民が苦しんでいるのかということを考えると、次の総選挙ではとても2大政党制などは実現しそうにない。かつて、国民がこれほど政治を見捨てたことが、あったのだろうか?あまりに酷い政治不信が続き、このままでは日本の将来など、描きようがない。

 

 今日もTVでは、いろいろ議論していたが、どの意見もその根底にあるのは保身ばかり。経済の状況がどうなっているのか、国民がどういう状態にあるのか、そして99%を占める中小企業がどうなっているのか、まったく理解すらしていないのだろうから恐れ入る。もう、こうなれば既成概念などでは、到底太刀打ちできない状況だと思います。既成政党では、対応できない。ならば、総選挙後、政界が再編、いや刷新されることを、切に希望します。

 

 自民党に対する失望は相当に大きく、そして民主党に対する期待も相当に大きかった。しかし、民主党と言う政党は、この先どうなってゆくのかまったく予想がつかなくなってきました。政治献金問題で、党首の公設第一秘書が逮捕されるという事態は、当然党首辞任でしょう。たとえそれが、仕掛けられたものであれ、正々堂々と辞任し、選挙をすべきだと思います。小沢党首がそれが出来ないのなら、与党になる資格がないと僕は思います。野党の党首だから問題ない、などという言い訳はまったく通用しないでしょう。

 

 もうこれ以上、麻生首相にも小沢党首にも、日本の政治を壊して欲しくない・・・・。今日は、つくづくそう感じた休日でした。

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Posted by 有海啓介 | この記事のURL |