総務省、テレビ朝日を厳重注意  過剰演出で

　総務省は３１日、テレビ朝日が放送した情報バラエティー番組で放送法に抵触する「過剰な演出」があったとして、同社を厳重注意し、再発防止を求めた。

　番組は１月１０日に放送した「情報整理バラエティー　ウソバスター！」。インターネット上の情報を検証した際に、６つのブログ（日記風サイト）情報を撮影用に制作スタッフが自作したにもかかわらず、実在するかのように視聴者に誤認させたという。

　５つは現存するブログを参考に作ったが、残り１つはスタッフの記憶に基づいて作った。

　テレビ朝日広報部は「今後はこのようなことがないよう、チェック体制の充実、スタッフの意識の向上に努めたい」としている。