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イチローぜひ来て!文部科学省“イチ”番の悩みとは…

侍Jに「スポーツ功労者顕彰」を検討も

 第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を果たし、日本中を沸かせた「侍ジャパン」。塩谷立文部科学相はスポーツ功労者顕彰を贈る方向で検討に入ったが、問題は授与式の日程調整。前回の「王ジャパン」のメンバーも顕彰されたが、マリナーズのイチロー外野手(35)は授与式には不参加だった。今回は連覇の立役者の1人だけにぜひ式に出てほしいと、同省の担当者も頭を悩ませている。

 スポーツ功労者顕彰は、五輪やWBCなど国際大会の優勝者や、顕著な功績を残したプロスポーツ選手らに贈られる。1968年から始まった制度で、昨年12月25日までに読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さん(73)やフィギュアスケートの浅田真央選手(18)らのべ1379人が受けている。

 2006年の第1回WBCで優勝した王ジャパンのメンバーも全員受けており、今回も塩谷文科相が「ファイトあふれる姿勢は、大きな困難に立ち向かっているわが国に勇気を与えてくれた」と顕彰する気満々。大会そのものについても「レベルの高い試合を通じて、国民は野球の素晴らしさやスポーツの醍醐味を味わうことができた」と評価した。

【「ぜひ式に参加を」熱望するが困難】

 ただ、顕彰することが決まったとしても、授与式をいつにするかが最大の問題。

 文科省とすれば、あの熱気が残っているうちに授与式をやりたいところだが、「プロ野球のペナントレースが始まってしまうので、恐らくすぐにはできない」(同省競技スポーツ課担当者)。

 ちなみに、王ジャパンのときは当初、プロ野球公式戦が小休止となるオールスター戦の時期に授与式を行うことを想定していたが、指揮をとった王貞治氏(68)が急きょ胃がんの手術を受けることになったため、ペナントレース終了後に授与式を開いた。注目のイチロー選手は式には不参加だった。

 今回は韓国との決勝戦で試合を決めるタイムリーを放っているだけに、「華のある選手なので、イチロー選手にはぜひ授与式に参加してほしい」(同)との思いが強い。

 ただ、「国民栄誉賞を断り続けているイチロー選手だけに、スポーツ功労者顕彰の授与式に出席してもらうのは容易なことではない」(関係者)のも事実。式の日程調整は前回以上に困難を極めることになりそう。

 侍ジャパンのメンバーには、スポーツや芸能、学問で功績を残した人物を対象にした紫綬褒章も贈られる見通しだ。

ZAKZAK 2009/04/01

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