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2009/04/01 19:05 KST
金総書記は後遺症克服のため減量、安保戦略研が分析


【ソウル1日聯合ニュース】国家情報院傘下の国家安保戦略研究所の南成旭(ナム・ソンウク)所長は1日、北朝鮮メディアの報道写真を通じ金正日(キム・ジョンイル)総書記のやせた姿が公開されたことについて、循環系疾患の後遺症を克服するため1月以降に減量したためとの見解を示した。同日行われた記者懇談会で明らかにした。

 南所長は「循環系疾患の後遺症を克服する過程でダイエットは必須」と述べ、金総書記は健康悪化で体重が減少したというよりは回復過程で体重調整を行ったという見方に重きを置いた。また、最近公開された姿が、1月に中国共産党の王家瑞・対外連絡部長と会ったときに比べ著しくやせていることについて「後遺症のせいで、ダイエットを始めるには時間が必要だが、金総書記は1月から行ったようだ」とし、回復に自信があるからこそダイエットを行ったのではないかと推測した。

 一方、年初からこれまでに北朝鮮メディアに報じられた金総書記の対外活動が昨年の約3倍に達した背景と関連しては、「過去には金総書記の活動がすべて報道されなかったが、健康悪化後は100%公開しているようだ」と分析した。

先月19日に朝鮮中央通信が配信した金総書記の公開活動写真。撮影日は明らかにされていない=(聯合ニュース)