基本情報



SUZUKI TL1000R
1998年に登場。アルミツインスパーフレ
ームに90度V型 2気筒、点火間隔270度
エンジンを搭載。バルブ機構はセミカムギ
ヤトレーン。リアショックは、ダンパー部
とスプリング部が独立している独創のロー
タリーダンパーを搭載。
TL1000Sをベースに「SBレースに勝てる
ポテンシャルを持ったマシン」をコンセプ
トに開発された。鍛造ピストン、浸炭コン
ロッド、油圧クラッチ化を始め、1気筒当
たり2つのインジェクタが搭載される
ツインインジェクタ仕様。フロントフォーク
は43φ倒立。空力も追究されたデザインと
なっている。
新車価格:\1,080,000 (国内仕様)

スーパーバイクレース参戦を目指して開発されたハイポテンシャルなマシンな ハズだったが、レース参戦は夢に終わってしまった。レースに出場していれば また変わっていたのかもしれないが、不人気車と呼ばれてしまうほどタマ数は 少ない。V-TWINにしては大柄な車格で、国内仕様のパワースペックは不釣り合い とも感じられる。最初から逆輸入のみの販売を取ればこれもまた変わった結果と なったのかもしれない。国内仕様は’00年をもってカタログ落ちに。 以降はメーターから「300」の文字が消えた逆輸入のみの設定となった。
<記:2002.04 >



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