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April 01, 2009


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FOTA

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昨晩は、今度デビューするバンドの決起集会だった。


ピアノとシンセサイザーが僕。

あとは写真のメンバーたち。


ギター・バイオリン:SUGIZO  (前列中央)

スティールギター :高田 連  (前列左)

ドラム      :弘石 雅和 (前列右)

ベース      ;吉村 栄一 (後列左)

シンセサイザー  :星 憲一朗 (後列中央)

ヴォーカル    ;奥 賀代子 (後列右)


決起集会とはいえ、もうすでにレコーディングは終了。
これからの、国内リリースに向けての、決起集会だった。


サウンドは、ファンクエレクトロニカ。

すでに、サンプル制作されたシングルが
ベルギーのレーベルからテスト販売されているが、反応は上々。

小規模だが、秋からのヨーロッパツアーも決まった。

日本でも幾つかのフェスから申し込みが。
メルトダウンのジャパンが、いまのところの有力候補。


昨晩の集会でも大きな議題となったが
最大の問題は、メンバーが7人もいるため、ギャラの取り合いだ。

しかし、昨晩の議論の結果
1人1曲ずつ作曲をし、1曲ずつ作詞をすることで決定。
ボーカル印税など含め、すべてを全員で等分することになった。


アルバム1枚出して解散、とならないように
全員でアツくキツくハグして、別れた。
飲みすぎた。


バンドの名前は「FOOL OF THE APRIL」。(-:


深い意味はない。
4月にデビューすることを記念しただけだ。


「FOOL OF THE APRIL」、よろしく!


関係者の混乱を招くとよくないため
一応、もういちど言いますが、「FOOL OF THE APRIL」ですから。

Posted by eno at April 01, 2009 04:55 AM
eno blog
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April 01, 2009


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FOTA

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昨晩は、今度デビューするバンドの決起集会だった。


ピアノとシンセサイザーが僕。

あとは写真のメンバーたち。


ギター・バイオリン:SUGIZO  (前列中央)

スティールギター :高田 連  (前列左)

ドラム      :弘石 雅和 (前列右)

ベース      ;吉村 栄一 (後列左)

シンセサイザー  :星 憲一朗 (後列中央)

ヴォーカル    ;奥 賀代子 (後列右)


決起集会とはいえ、もうすでにレコーディングは終了。
これからの、国内リリースに向けての、決起集会だった。


サウンドは、ファンクエレクトロニカ。

すでに、サンプル制作されたシングルが
ベルギーのレーベルからテスト販売されているが、反応は上々。

小規模だが、秋からのヨーロッパツアーも決まった。

日本でも幾つかのフェスから申し込みが。
メルトダウンのジャパンが、いまのところの有力候補。


昨晩の集会でも大きな議題となったが
最大の問題は、メンバーが7人もいるため、ギャラの取り合いだ。

しかし、昨晩の議論の結果
1人1曲ずつ作曲をし、1曲ずつ作詞をすることで決定。
ボーカル印税など含め、すべてを全員で等分することになった。


アルバム1枚出して解散、とならないように
全員でアツくキツくハグして、別れた。
飲みすぎた。


バンドの名前は「FOOL OF THE APRIL」。(-:


深い意味はない。
4月にデビューすることを記念しただけだ。


「FOOL OF THE APRIL」、よろしく!


関係者の混乱を招くとよくないため
一応、もういちど言いますが、「FOOL OF THE APRIL」ですから。


Posted by eno
March 31, 2009


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「きみとぼくと感想。」第一回

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『きみとぼくと立体。』が発売されて、5日が経ちました。

まだ、たった5日なわけですが。


早速、プレイ感想を書いてくださった方がいらっしゃいますので
「きみとぼくと感想。」第一回ということで
勝手ながら、勝手に探しまして、勝手にリンクさせていただきます。


もし、blogで感想を書かれた方で、或いは本人でなくとも
「まだあるよ!」ということでしたら、教えてくださいませ。


とはいえ、正直、結構大変でした。(-:
ありがたいことなんですが......。

googleで「"きみとぼくと立体。"」を検索すると
なんと、この時点で、その結果、38,800件!

googleのblog検索でも、197件も!


基本的に、googleや、はてな、などから探したのですが

その中から、記事へのリンク、ではないものを探して
さらに、プレイした後のレビューを探すのが......正直、こんな大変なことになるとは。

いや、ありがたいことなんですが。
ありがたいです。


僕が、あれこれ書くこともよいですが
まずは、みなさんがプレイされた感想を掲載したほうが
参考になるかなと思いまして、下にリンクを貼ります。


リンクを貼った順は、探した順ですので、意図はありません。
また、レビューの内容によって、掲載する、しないは決めておりません。
基本的に、ぜんぶ、探したものに関して、掲載することにしました。

......とはいえ、どれも高く評価していただき、ありがたいことです。
嬉しいなあ。


ちなみに、面白い試みかと思いますので、これを第一回としまして
また、どこかのタイミングでやろうと思っておりますので
プレイされた方は、ぜひ、感想をblogなどで書いてください。
教えてください。


本当はmixiなどの会員制サービスからも......、とも思ったりもするのですが
基本的に、誰でも見ることができるもの、を、載せさせていただきたいと思います。


それでは!
まだ未購入の方は、下のレビューを読んで、参考にしてくださればと思います。


「*いしのなかにいぬ*」さん


「inoのゲーム日記」さん


「ルパン四世」さん


「新・2典TIME」さん」


「Claustrophic Gamer」さん


「棺桶から書置き」さん


「CHARA PIT」さん


「Life on Mars?」さん


「遺跡家」さん


「Florian's NewestDiary」さん


そして、こちらはプロの方々によるレビュー。(ほかにもございましたらすいません......)


「ファミ通.com」さん


「IT MEDIA +D Games」さん


「4Gamer.net」さん


「ジーパラドットコム」さん


ということで、リンクの嵐ですいません。

購入&プレイの参考にしていただければと思います。


というか、ぜひ!


そして、感想も!!(-:

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なにげに、Googleで「kimi to boku to rittai」と検索しても(外国メディアが主、という意味)
3,860件も検索結果があるのが、すごいのではないかと思ってみたり。
まだ、日本でリリースしただけだというのに。(なので英語タイトルがない)
実は、海外のウケるタイトルなのかしら? これ。


Posted by eno
March 30, 2009


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思い出のサンフランシスコ

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ひとまず、ちょっと違う話題を。


日本に戻ってきた。


サンフランシスコは、過去最も行った回数の多い海外都市である。
次はニューヨークかと思うが、数倍違うのではないだろうか。

3DOの本社や、Sega of Americaがあったのがその理由だが
初めての海外都市、ということではないにせよ
僕の海外初期体験といえば、サンフランシスコというくらい
思い出深い、繋がり深い都市である。そこに行ってきた。


とはいえ、かなり久しぶり。
なんの用事もなかったから、たぶん9年くらいぶり。

久しぶりということもあって、あちこち行ってみたのだが
少なくとも僕の印象では、なにも変わっていなかった。
観光地のフィッシャーマンズワーフは、たぶん最初に行ったきりだが
まるで時間が止まっているような印象を受けた。
店も空気もいる人々も喧噪も。

東京が変わりすぎているのかもしれない。


変わらず、日差しが強く、温度以上に体感が暖かく
陽気で、広くて、のんびりした街だった。

深夜、ぶらぶら歩いていたら、近くで銃声が聞こえたときは
「おっ、アメリカ!」と興奮してしまった。
興奮するだけで逃げもしないのが、日本人なのだが。


サンフランシスコでは、GDCというGame Developers Conferenceがあって
それを目的に行ったわけだが、朝7時とか8時に起きて食事して
GDCの会場に行ったり(APPLEのイベントでSteve Jobsがよく喋っている場所)
取材を受けたり、いろんな人に会ったりしていた。
夜は、毎日、なにかしらのパーティ。とか集まりとか。

誰かに誘われたり、連れられていったりして、会場も同じとこだったりして
行ったはいいけど、何の集まりだかさっぱりわからないことも。
看板を見て、「あぁこれはGDCのWorld Mixerなんだな」とか。
こっちのパーティがつまらないから、あっちのパーティに行こうと誘われ移動して
さっきのあっちのパーティと、いまいるこっちのパーティと
なにが違うのかわからなくなったり、同じ人に会ってみたり。


こんな機会がなければ暫く会うこともなかったような
アメリカの友人に再会したりして、嬉しかった。楽しかった。

「お前、どうして英語、そんなにヘタになったんだ?」と笑われたり。
人によっては、「こないだより上手になったね」と言われたり。
この10数年で、英語力が、基本的には激落して、この数年でちょっとずつ
取り戻してきているのだなと認識する。


最後の日の夜は、パーティで、サンフランシスコに住む
昔一緒に仕事したことがある友人にあった。すごく嬉しかった。
2ヶ月前に仕事をレイオフされたが、子どもが3人もいるから
がんばって仕事を見つけないとならない......っていうか仕事くれ!
とか言われて、笑ったり、悲しんだり。

そいつに誘われ、一緒に遊ぼうということになり、そいつの友達の家にいくと
ルームシェアしているやつらも5〜6人いて
初めて会う外人7〜8人と、一緒にワハハハと大遊び。
何故かわからないが、日本のイカの乾燥したおつまみが大ブームだった。
こっちのほうが美味いとか、こっちは北海道産だとか、日本人より追求している。

途中、みんなのナイフ自慢が始まって、ビシュンビシュンと飛び出しナイフ。
よく考えたらこの状況、一気に全員が敵に回ったら、オレアウトだな、と
見知らぬ土地の、見知らぬ外人の家で、見知らぬ外人ばかりに囲まれ思う。

でも、みんないいやつだった。
笑顔がものすごくステキで、なんていいコミュニティなんだと思った。
まるで中学校の友達の集まりみたいだった。
いつもあんな感じなのか、こちらを歓迎してくれたのかよくわからないが
なんて良い友情を持ったやつらなんだと、羨ましくなった。
男ばかりで10人近く。みんな、奥さんは怒らないのだろうか。
WBC決勝のイチローは凄い、とみんなが言っていた。
何時間いたかわからないが、誰も一言も、ネガティブなことを言わなかった。
こんなことがあって大変だとか、どこのあいつがどうだとか。
みんなポジティブに、いま、を生きていた。大好きな空間だった。
一気に外人の友達がいっぱいできた。


あっという間だった。
3泊しか時間がなかったから当然なんだけど。


サンフランシスコというのは、思い出深い場所、というだけで
基本的には、退屈な街、だというのが、僕の印象だった。
ニューヨークは面白いけど、サンフランシスコは観光客向けの街だよね、と。

だけど、最後の日の思い出もあって
今回の滞在で、サンフランシスコが、かなり好きな街になった。
というか、結局、人間なんだな、と思った。

日本、というか、東京は、街に少し、頼りすぎているのかもしれない。
クラブよりも、ディズニーランドよりも、カフェよりも、ラウンジよりも
楽しい場所がそこにあった。
自分たちで、楽しい場所を作ろう、楽しい時間を持とうという
意識を強く感じた。


やつらと数時間、遊び終え、車で送ってもらうことになり
「泊まっているホテルじゃなくて、Wホテルというパーティ会場」と伝えると
「えー、まだ遊ぶの!?」と驚かれた。

パーティ会場に車が着くと、一気にできた外人の友達の1人
マウイ生まれの笑顔が最高にステキなやつと、強くハグして別れた。
「またお前に会いたい」と言うと、なんでかちょっと泣きそうになった。
そのくらいステキないいやつだった。
彼から学ぶことが、山ほどあるように思えた。


「遊びすぎるなよ」と言われ、車は去っていった。

結局、そのパーティで、また別の知り合いと再会して
そいつの家に行くと、いっぱいそいつの友人がいて、ワイワイ遊んだ。
そこで、また別の知り合いがいたりして、よくわからなくなった。


自分の気持ちを、ぽんと、サンフランシスコの街に置いたまま
JALに乗って、日本に帰ってきた。


I left my heart in San Francisco.


あいつらと、また、会いたいなあ。

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Posted by eno
March 29, 2009


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『きみとぼくと立体。』 from San Francisco

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『きみとぼくと立体。』がリリースされました。


任天堂より発売された、Wiiウェア用ゲームソフト。
約9年3ヶ月ぶりの、家庭用ゲームの新作です。

そう、もうリリースされているんです。
もう、プレイできます。
ダウンロードで購入できます。
いい時代になったものです。


発表と同時にリリース、という手法を取ったこともあり
この日が来るまで、ずっと静かに黙っていたわけですが
内容について、いろいろと想像してもらうよりも
実際にプレイしてもらうことが、良いソフトだと思いますので
ぜひ、みなさん、プレイして、楽しんでください。

Playing is Believing、です。


ずいぶん、長い年月が経ってしまいましたが
この新作のリリースを楽しみに待ってくださった
みなさまには、心より感謝致します。

おかげさまで帰ってくることができました。
ありがとう。


そして、なにより、今日までの日々を支えてくれた
カミさんと2人の息子、僕の家族に、最大級の感謝を贈ります。
絶対の味方がいるというのは強いものでした。

そして、共に歩んでくれた、仲間に感謝致します。
迷惑も心配も苦労も多くかけました。
これからも、よろしく。

一緒に開発をしてくれた、開発メンバーのみんなや
任天堂のみなさんも、ほんとうにありがとう。
みなさんのおかげで、ユニークで楽しい、新しいゲームができました。

多くの友人たちも、ありがとう。


奇しくも、今年は、僕が独立して20年目の年。
そして、前作のリリースから10年目の年です。
また、再び、家庭用ゲームを作ることができましたことを
心より嬉しく思います。


『きみとぼくと立体。』、ぜひプレイしてください。

インターネットに接続されたWiiから
ショッピングチャンネル→Wiiウェアで、ダウンロード購入できます。
1000Wiiポイント(1000円)です。


詳しいゲームの紹介は、下のリンクから、任天堂さんのホームページへ。

<<クリックすると、任天堂ホームページ内『きみとぼくと立体。』へジャンプします>>


『きみとぼくと立体。』、気に入ってくれたら、嬉しいなあ。

感想をblog等で書いてくだされば
後に、blog検索で探して、リンクさせていただきます。

ぜひ、楽しんでください。

もう、いますぐに、プレイできるんですよ。

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Posted by eno
March 26, 2009


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『きみとぼくと立体。』

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now on sale!


Posted by eno
March 23, 2009


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始まりと終わりと感謝。

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ついに、3月の4週になった。

さすがに、ドキドキしてくる。

ずっと静かにしているのも大変だった。

うるさくするのは慣れているんだけど。

それが解放されるだけでも、ずいぶん大きいことだ。

こんな数行を書いているだけでも、いろんなことを思い出す。

いまは、ただただ感謝したい。

多くの人に感謝したい。

ありがとう。

ありがたい。

扉がもうすぐそこに見えている。

もう、ちょっと。

早く開けたい。

早く開けてお会いしたい。

久しぶりです。

宜しくお願い致します。


Posted by eno
March 19, 2009


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坂本さんとぼくと時間。

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坂本さんのライブへ。

今回は、ピアノソロのライブ。


ここまでのこと、少なくとも音楽のライブでは
僕は初めての経験だったんだけど
「え? もう終わり?」と感じてしまった。

大袈裟でも、なんでもなく。


アンコールまで、どのくらいの時間があったのかわからないが
「え? ウソでしょ。もうアンコール?」
と思うくらい、あっという間だった。


あまりに美しい時間が流れ、過ぎていった。


くどいようだが、僕はここまでの経験は生まれて初めてだ。

いまでも正直、「え? 短くなかった?」という気分。

好きな曲ばかりで、いい演奏だったとはいえ
ここまで、錯覚みたいになるかなあ。不思議だ。


ツアーは昨日からスタートしているが
曲目などは、知りたくなかったので、なにも見ずにいたのだが
いま、調べてみたら、昨日とは、演目がずいぶん違っていた。

今日は、昨日に比べ静かな曲が多かったようだ。
それも、すごくよかったのかもしれない。

ほんとに気持ちよかった。心地良かった。


過去のいろいろな曲、ピアノオンリーで演ったことがある曲でも
細かい部分のニュアンスが変わっていて
「あぁいまはこういう気分なのかあ」と勝手ながら納得する。


曲も、その日、どう演奏するか? は、ほんとに決まっていないようだ。

その日の気分で、変わるわけだから、それは素晴らしい。

ライブで聴く、『hibari』が、あんなに美しいとは。


終了後、楽屋打ち上げに遊びに行く。

2〜30名くらいいただろうか。

楽屋の隅に、こっそりと隠れていたのだが
サエキけんぞうさんとともに、乾杯の挨拶の任務を受けてしまう。


「いや、僕なんかは、いえいえ、ぜひ、サエキさんだけで......」

なんて逃げていたら

「それでは、乾杯の挨拶を、本日のゲストということで飯野賢治さんと......」

えーーー!! マジでーー!! ていうか、ゲストってなに!?


「こほん......。
 え〜、坂本さん、お疲れさまでした。
 アンコールの直前まで、「えーっ『美貌の青空』やらないのー、そりゃねぇよ」と
 独り思っていたので、『美貌の青空』が流れて「うおっ!」と興奮してしまいました」


シーン......。


あれ?

なんで、みんなシーン?


坂本先輩、僕、滑ってしまったようです......。


「か、かんぱーい!」


Posted by eno
March 18, 2009


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笑うと泣くと怒る。

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「できるなら、毎日、笑ってばかりで暮らしたい」

という人がいる。


「いや、笑うだけじゃなく、笑ったり泣いたりして、生きていきたい」

という人もいる。


「いやいや、なにかに対して怒る、というのも大切だよ」

という人もいる。


「ふん。笑うことなんて必要ないさ」

という人もいる......だろう。


これって、実は、人によってかなり違うのではないだろうか。


あなたはどのタイプでしょう?


あなたの近くにいる人はどのタイプでしょう?


笑うこと。

泣くこと。

怒ること。


人生に求めているものって、人によって実は違うのではないだろうか。

もちろん、その人の「時期」もあるんだろうけれど。


ほんとに、可能ならフルタイム笑っていたいという人と

悲しみを感じる時間も、せめて、その5%は必要だよ、という人では

ぜんぜん違うのではなだろうか。

というか、ぜんぜん違う、という考え方でタイプを分けてみる。


どうでしょ......。


さっき、ウェブサイトで「EXCEL」という文字を見たら、「EXILE」に見えた。


似てね?


Posted by eno
March 17, 2009


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春木屋と昔といま。

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荻窪へ行く用事があったので
その帰り、ラーメン屋『春木屋』にいった。


僕が最初に春木屋にいったのは、いつの頃だろうか。
たぶん、15歳くらいの頃だと思う。

どんな本だったのか、あまり覚えていないのだが
いろいろな美味しいお店が載っている本があり、それを買った。
そこに春木屋が載っていた。

もちろん、その本には、ラーメン店以外にも
フレンチもイタリアンも、和食も中華も載っているわけだが
当時、子どもだった僕に、高級店など通えるはずもなく
文章を読んで「美味しそうだなあ」と思っていくことができるのは
ラーメン店か、洋食のお店だった。

その本に載っていたラーメン店で、なんどか行ったお店で
いまでも覚えているのは、『春木屋』以外では
新宿の『桂花ラーメン』と、秋葉原駅前の『いすゞ』。
(『いすゞ』はその本に出会う前から行っていた。
 いまは、なくなって店名変えて移転してしまったが)


スープをすする。
うん、美味しい。


春木屋に来たのは久しぶり。1年ぶりくらいだろうか。

15歳の頃に初めてきてから、何度来ているんだろう。

当時は、いまの店長とは違う人が店を仕切っていた。
いまよりも、もっと店内がキリっと緊張していたように思う。
もしくは、僕が、まだ子どもだったからそう思ったのか。

あと、当時、印象に残ったのは
お冷やの水の追加がものすごく早かったこと。
いつ行っても、いつコップの水が少なくなっても
あっという間に、継ぎ足された。

最初に春木屋に行ったときのことを覚えている。
ラーメンを食べ終わって水を飲むと
もう1杯、水を飲むか(言葉は忘れた)と言われたこと。
なんでかわからないけど、それがすごく記憶に残っている。


スープをすする。
メンマを食べる。
麺を食べる。

スープは、ゆっくりとだが、実はずいぶん変わってきているように思える。
もちろん、その芯みたいなものは変化はないんだけど。

メンマは美味しい。
持ち帰りの300円パックを買おうかといつも思うが、今日も買わなかった。

麺は、昔は、もっと、もちっと、ぷるっとした感じがあったように思うが。どうだろう。


ラーメンを食べ終え、コップの水を飲む。

すると、「もう1杯、お継ぎしましょうか?」と訊かれた。

実は、その台詞で、子どものとき、来た頃を思い出したのだ。

変わらず、いつまでもあり続けてほしい。


お勘定を払う。

中華そば800円+メンマ小鉢100円+味付玉子100円=1000円。

たしか、子どもの頃来たときは、中華そばは、350円だった気がする。


倍以上になったのかー。

ずいぶん高い気もするが、美味しいからいいやという気もする。


無くなっちゃうようなことがあったら寂しいから
なんでもいいから、ずっと続けてくれ、と思って、千円札。


少し笑顔で「ご馳走さま!」と言い、店を出た。


Posted by eno
March 14, 2009


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幸宏さんと中目黒

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昨年の、YMOのヨーロッパ公演の写真を撮っていた
RAMAさんの写真展が、Audi Forum Tokyoで本日から
開催されているのだが、昨晩、そのオープニングレセプションがあり
ちょろっと覗きに、遊びにいった。


会場で幸宏さんと出会って、そのまま食事へ。

ちょうど、幸宏さんの新作『Page By Page』が出たばかりで
ちょうど、聴いたばかりだったので、いろいろ感想を伝える。


子どもの頃から聴いていたアーティストが
いまだに新譜を出していて、それを楽しみにすることができて
いつもいつもなにやら得るものがある、というのは
よく考えたら、すごいことだし、有り難いことだなあと思う。


「そのワイン空けちゃえば?」

と目の前で仰る、幸宏さんは、よく考えたらもう56歳である。

僕が幼稚園の頃には、もうイギリスでツアーをやっていたのだから
そりゃそうなんだけど、不思議な感じだ。


表現において、自分の大切なものは変えることなく
スタイルなど含め、それ意外のすべては、新しいものや
面白いものを創出することを選択して、作品を作り続ける。

同じところへ留まらずに、核は持ったまま
興味がある場所へと、とことこと出かけていき
そこで出会うものを信じている、というのは
どこか影響を受けているのかもしれないなあと感じつつ
店を出て、小雨の中目黒を歩いた。

気付けば、そこは、僕がまだ20代前半だった頃に
借りていたオフィスビルがあった近く。

そういえば、そのオフィスで、当時、再生YMOの
ニュースを知って、たまげて、驚いて、びっくりしたことを思い出す。
もう16年以上も前のことだ。


不思議な感覚がモヤっと胸の中に入ってきて
「うーん」と、天を仰ぐと、冷たい雨が目に入る。

ちょっと、オレもがんばろ。と思う。


もう1軒いきましょうと、タクシーを止めた。


Posted by eno