日刊になってもファミ通のクロスレビューは不滅です! 伝説のレビュアー4人が大復活してお届けする4月1日分のレビューをどうぞ!!(2009.4.1)
手作り水牛車
〜地獄のRacing〜
テラオ
(次世代機)
和牛ソフト
4月2日発売
18800円
(霜降り肉同梱)
人気の「水牛車」シリーズが待望のソロバンゲーム化。南の島を舞台にリアルに描かれる水牛車の内輪差が見モノ。新搭載のディレードスチール機能は戦後初。同梱の霜降り肉(3枚)を食べつつマングローブを守れ!
【ターゲット層】
・100g2000円以上の薄力粉をご使用の方
・鼻がムズムズする人
・鼻がムズムズする人のご親族のみなさん
【平均プレイ時間】
・やり込み要素が多いので平均35年
・霜降り肉は常温で3日以内に!
元週刊ファミ通編集部の渡辺美紀っス。いまは6歳の男の子のママやってます。つーか、クロスレビュー? 懐かしいっスね(遠い目)。いまゲームと言えばWiiの『大怪獣バトル』ですかね。汗だくでコントローラー振ってる息子を見て、ダイエットに最適!? と検討中。
やっぱ和牛ソフトの肉はサイコーっスね! 霜降り具合がすばらしく、さすがはブランド牛!! ってカンジ。肉の旨みを味わうため、シンプルにステーキでいただきましたが、そのやわらかいこと♪ 3枚入りっつーのも、3人家族の我が家にピッタリでGood!え? 点数? もちろん星3つで!!
卒園式。ひと通り式も終わり、晴れがましく退場していく愛娘を見て不覚にも涙がポロリ。人前で泣いたのは何十年ぶりだろうか。5日後には小学校の入学式。いい感じで桜の花も色づき始めている。ピッカピカの笑顔を想像するだけで熱いものが。おめでとう感涙の春。
カクカクとした水牛車の挙動が本シリーズのウリ……だったはず。次世代機によって滑らかに、よりヌメヌメになったのは好みのわかれる所。差がついてしまうとズルズル行くのも頂けない。ガチガチのプロゲーマー仕様なのに、お涙頂戴的シナリオでウルウルさせる裏腹さに萎え萎え。
先週、少しばかり仕事が立て込みまして、2日ほど徹夜をするハメに。うっかりイスでうたた寝したら、首と腰を痛めちゃったよー!ファミ通現役時代には徹夜女王と呼ばれ、女子なかでは編集部一イス寝りがうまいと自負してたけど、いまはぜんぜんダメ。しょぼん。
同シリーズのなかではいちばんリアル志向。とくに竹富島ステージでは、その空の青さまで見事に再現され、臨場感は抜群。ただ操作性は相変わらずで、キーレスポンスが悪くてかなりストレスがたまる。肝心のストーリーモードは、クリアまでに自分の寿命がきそうでやる気がおきない。
いまだに『天下統一』という20年前のゲーム(のWindows用『復刻版』)で遊んでます。まったく飽きず、今年ももう3回も統一してみました。とある大作系RPGのリメイクでイヤな思いをしたので「ボッタクリメイク遊ぶぐらいなら忠実な移植版で遊ぶ」ことにしてますよと。
不満だった水牛の挙動(遅い、臭い、よだれが生々しいなど)と、操作感(ぬめぬめするなど)が見事に改善され、好評だった牛肉の部位解説システム(ヒレはどこか、うまい焼き方)も健在。ゲーム史上初のグラムいくらの単価売りも挑戦的。根本的につまらぬが、美味いのがまた悩ましい。