理工系、特に電気系、の学生と技術者を対象としたVisual C++の解説を行います。Visual C++を始めたいが、よく分からないという人は、これを参考にしてください。ただし、初めてプログラムを学ぶ全くの初心者向けではありません。
 本資料の一部のJava版が(株)翔泳社のウエブサイトCodeZineにありますので、こちらもご利用ください(Java版とある場所をクリックして下さい)。Visual C++ 6.0版(現在は全部削除)が最初に公開され、そのJava版がCodeZineに寄稿され、その後に現在のVisual C++ 2005 Express Edition版が作成されています。
 Java版は、すべてアプレットになっていますので、ブラウザから試してみることができます(Javaランタイム必要)。

 Visual C++ 2008 Express Editionが無償でダウンロードできるようになりました。これから始める人にはVisual C++ 2008の使用をお勧めしますが、Visual C++ 2005を使用中の人は、急いで乗り換える必要はありません。
 Visual C++ 2005 Express Editionを残したまま、Visual C++ 2008 Express Editionをダウンロードし、インストールできますが、トラブルが生じることがありますので、ご注意ください。
 本サイトでは、Visual C++ 2008 Express Editionの使い方を、入門的な数値計算と電気回路への応用に限定して、順次解説して行く予定です。すでにVisual C++ 2005 Express Editionについて解説した内容については、2008版へのアップデートは予定していません。

 本来、文法的解説は嫌いなのですが、「C++ 用 .NET Framework 3.5の使い方」の欄で、特別のアプリケーションを想定しない、やや文法寄りの解説を始めます。

Visual C++ 2008 Express Editionの易しい数値計算

    サブタイトル(クリックしてください) 第1版 最新版 容量
   ( 1) 最初はHello Worldから                              2008. 2.21.           165KB
  ( 2) 数値を数字(文字列)に変換して表示し、ファイルに保存する 2008. 2.29.    116KB
  ( 3) 入力した数字(文字列)を数値に変換して統計処理をする 2008. 3. 7.   98KB
  ( 4) ファイルからデータを読み込んで統計処理をする 2008. 3.11.   80KB
  ( 5) 連立方程式を解いて、回路計算をする 2008. 3.19.   73KB
  ( 6) RungeKutta法で一元微分方程式を解き、回路の過渡現象を計算する 2008. 4. 4.   159KB
  ( 7) RungeKutta法で二元連立微分方程式を解き、LCR回路の過渡現象を計算する 2008. 4.10.    154KB
  ( 8) Taylor展開の計算と、交流理論の簡単な複素数計算 2008. 4.21.    61KB
  ( 9) T型−π型変換と、それを用いたT型回路の計算 2008.5.23.   76KB
  (10) 定積分の計算と、正弦波形の平均値と実効値 2008. 6.23.    39KB
    (11) 波形の数値積分と電気回路への応用 2008. 7.16.    92KB

Visual C++ 2005 Express Editionの易しい使い方

    サブタイトル(クリックしてください) 第1版 最新版 容量 CodeZine
  ( 1) コンソールアプリケーション 2006. 6.26.   134KB  
  ( 2) テキスト入力を使用しないで結果をフォームに出力する 2006. 7. 1. 2007. 4.26  192KB  
  ( 3) テキストボックスへ入力して結果をラベルに出力する 2006. 7. 4.    54KB  
  ( 4) メニュー選択での入力と子フォームでの入力 2006. 7.10.   338KB  
  ( 5)  プリンタに出力したり、ファイルに出力したりする 2007. 4.30     48KB   
  ( 6) Graphicsのペン(Pen^)を用いてフォーム上にグラフを描く 2006. 8. 3. 2008.10.13.   25KB  
  ( 7) マウスでパターンを入力し、ファイルに格納する 2006.10.17. 2007. 6.30    55KB  
( 8) 一次元DCTプログラムを作ってみよう 2006. 8. 8. 2008.10.13.   85KB  
    ( 9) リサージュ波形を画面に表示させる 2008. 1.23.     74KB   
   (10) Complexクラスを作成し、複素数計算の結果をグラフに表す 2006.10.23.     82KB  
  (11) C++標準のcomplexクラスを用いて水晶振動子の等価回路特性を描く 2006.10.28.     55KB  
(12) 高速化のためにcomplexクラスを使用しないでMandelbrot図形を描く 2006.11. 5. 2008.10.13.   264KB Java版
  (13) 三次元グラフィックの例題としてのFET静特性の表示 2006.11.17.    127KB  
  (14) 再帰プログラムの例題としてのフラクタル図形の描画 2006.11.27.    130KB Java版
  (15) 微分方程式の数値解法の色々とカオス図形の描画 2006.12. 8.    179KB Java版(注2)
(16) 複素数演算による等角写像と電磁気学への応用 2006.12.25. 2008.10.13.   56KB  
      未定        
  (18) Lagrange、Newton、Splineなどの色々な補間方式を実現する 2007. 1.28. 2007. 6.26.  106KB Java版 
  (19) 最小二乗法により、測定データに多項式を当てはめる 2007. 6.25.   130KB Java版
  (20) Mandelbrot図形の一部をクリックして、Julia図形を描く 2007.11.14    177KB Java版  
  (21) Color構造体のデータの加減算で、色の三原色を確認する 2007. 7.29.    27KB  
      未定        
    (23) 三次元グラフで隠線処理を行う 2007. 9.26.   165KB Java版


Visual C++ 2005 Express Editionの易しい画像処理

    サブタイトル(クリックしてください) 第1版 最新版 容量 CodeZine
   ( 1) 原画像を読み込み、RGBとCMYの三色に分解する 2006. 9. 2. 2007. 5.13. 176KB  
  ( 2) 原画像のピクセル毎のRGB値を加工する 2006. 9. 5. 2008. 2.28.  134KB  
  ( 3) 原画像のRGBデータをHSB表示に変換して加工する 2006. 9. 8,    114KB Java版
    ( 4) 原画像のヒストグラムを変換して新しい画像を描く 2006. 9.18.   149KB Java版
     ( 5) 3x3画素のオペレータを用いた画像の平滑化、鮮鋭化、線画化 2006. 9.23.   125KB Java版(注1)
   ( 6) 画像のモザイク化と復元 2007. 2. 4..   140KB  
  ( 7) 画像の絵画調化(油絵化の場合) 2007. 2.14.    140KB Java版 
  ( 8) テンプレートマッチング法を用いた画像の検索 2007. 2.26.   118KB Java版  
      未定          
  (10) 二つのファイルを読み込み、ずれを補正して差分を表示する 2007. 3.18.    77KB   
       未定        
  (12) 分かり易いアルゴリズムで二値画像を細線化する 2007. 4. 2   106KB Java版
  (13) エッジ検出と画像ファイルの読み書き 2007. 5. 9.   156KB Java版(注1)  
  (14) 原画像から赤を抽出し、一旦膨張させて収縮させる 2007. 5.22.   154KB Java版(注3)
  (15) ハフ(Hough)変換を用いて、直線と円弧を検出する 2007. 6.14.    93KB Java版
       未定        
  (17) 画像を回転し、拡大する 2007.10.21.   122KB Java版

               注1:これらを総合的にまとめて一件にしてあります。
               注2:カオス図形の分(タイプが異なります)だけです。微分方程式は扱っていません。
               注3:一旦拡張して縮小するのでなく、収縮(縮小)してから膨張(拡張)するように変更してあります。


C++ 用 .NET Framework 3.5の使い方

   タイトル(クリックしてください) 第1版 最新版 容量
  便利帳(次第に、個別の項目に移して行きます) 2007. 5. 20. 2008.10.10.  20KB
  画像処理に役立つ主なコードの使い方 2008.10.10. 2008.11. 6.     11KB
  画像処理結果をForm上に描画するためのGraphicsメソッドの使い方 2008.10.20.    18KB
  Form上にグラフを描画する方法 - 点を打つか、線を引くか - 2008.10.27     58KB
色相環を利用して色に数値を割り当てる方法 2008.11.20.    36KB



C言語はソフトウエアの基礎
 JavaはSunMicrosystemsが力を入れ、Visual BasicやVisual C#はMicrosoftが力を入れています。Rubyとか、Webアプリケーションに優れた簡易言語も脚光を浴びています。でも、基本はやっぱりC言語です。C言語をマスターしておけば、他の言語の学習は比較的簡単です。ただし、最近の傾向は「オブジェクト指向」で、完全ではないものの、C++はその方向に加味されています。
 Visual C++は、MicrosoftがC言語、C++言語をベースにして構築した高度な開発環境です。

C言語の学習はVisual C++で、自分でパソコンに向かう
 ソフトの勉強は、自分でパソコンに向かい、興味が持てることに取り組むことです。興味が得られるには、結果が画像として得られ、普段使い慣れている操作を実現できるWindowsプログラミングが必須です。この種のコンパイラ(言語ソフト)の一つであるVisual C++ 2005/8 Express Edition(無償)を用いて解説しています。

市販のVisual C++ 2005解説書は少なく、理工系の学生や技術者には興味が薄い
 市販の解説書の例題は、理工系の技術者にあまり興味の無いものが多いのです。

理工系の学生や技術者に興味ある解説をする
 以上の理由から、この「Visual C++の勉強部屋」では、理工系、電気系の人が興味を持てるテーマを中心に、やさしい解説をします。

この「勉強部屋」の利用の仕方
 このシリーズの途中から勉強を始めて、質問をされる方もありますが、最初から順を追ってやれば分かる内容がほとんどです。

お願い
 解説に誤りや、もっと良い方法があるかもしれません。その節は、ご遠慮なくご指摘いただきたく存じます(ishidate@nifty.comへ宜しく御願いいたします)。

 匿名的な質問や、著名な参考書に書いてあるような内容、本シリーズの他の項目に書いてあるような内容の質問にはお答えしませんのでご了承ください。



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