国土交通省は、３１日、全国の国道整備事業などのうち、１８の事業の工事を、当面見合わせると発表しました。凍結された事業の中には、青島と日南を結ぶ国道２２０号線の改良事業も含まれていて、反発の声が上がっています。国土交通省は、国道の整備事業などについて、改めて費用対効果を算定した結果、１２道県の１８の事業で、道路整備の効果が費用を下回ったとして、事業の一時凍結を発表しました。このうち、県内では、青島と日南を結ぶ国道２２０号線の改良事業について、経済効果が、費用の６割にしかならないとして、一時凍結が決定しました。（東国原知事）「災害のとき、孤立化とかそういったものがでてきますから、観光的にも重要なスポットですよね。そういったことを加味して、今後事業の再開をお願いしていきたい」工事が当面見合せとなった区間は、災害も多く、一定の雨が降ると、通行止めになることなどから、地元からは、一斉に反発の声が上がっています。（鈴木重格串間市長）「こんな形で凍結されたら大変。今後はもう日南市と連携を取って国や県に強く要望していきたい」（日南市・野邊泰弘建設部長）「県南地域に住む我々としては、非常に大事な命の道でもある。一日も早い工事着手を願っていたが、こうした事態になって非常に憤りを感じている」国は、今後、コスト削減など、計画を見直した上で、効果が費用を上回れば、工事を再開するとしています。
去年１０月から今年６月までに職を失ったか、失う見通しの非正規労働者が、県内で、約２３００人に上ることがわかりました。宮崎労働局の調査によりますと、３月１９日現在、雇い止めなどで職を失ったか、失う見通しの非正規労働者は、県内で４５事業所、２２９６人に上りました。これは、去年１０月から３月末までを調べた前回の調査より、約４００人増加。派遣社員が、全体の６割以上を占めています。また、企業からの内定取り消しは、前回調査より高校生が１人増えて、県内では、大学生１人、高校生４人のあわせて５人となりました。宮崎労働局は、雇い止めなどについて、年度末を過ぎると、さらに数字が増える恐れがあるとしています。
清武町では、３１日、世界で活躍している、バス歌手によるコンサートが開かれ、観客を魅了しました。清武町文化会館では、年に３回、世界や日本で活躍する音楽家を招待し、コンサートを開いています。今回出演したのは、ロシア出身で、世界的なオペラ歌手、ミハイル・コレリシビリさん。バスならではの低く美しい歌声で、ロシア民謡やオペラを披露しました。観客は、会場に響き渡るミハイルさんの歌声に、うっとりとした表情で、聞き入っていました。
４月２６日に投票が行われる新日南市長選挙を前に、３１日、立候補予定者への説明会が開かれました。説明会では、選挙管理委員会や警察の担当者が、立候補に関する手続きや、選挙運動の注意点などを説明しました。合併に伴う新日南市の市長選挙には、これまでに、旧日南市長の谷口義幸氏、元県議会議員の坂元裕一氏、都市プランナーの深川保典氏が立候補を表明しています。このほか、３１日付けで日南市役所を退職する、５０歳の男性職員も、近く、立候補を表明することを明らかにしました。
新日南市の市長選挙を前に、４月１３日、立候補予定者による、マニフェスト型公開討論会が開かれることになりました。公開討論会は、日南青年会議所など、３つの団体でつくる実行委員会が主催するもので、４月１３日の午後７時から、日南市文化センターで開かれます。公開討論会は、立候補予定者が事前に提出したマニフェストに沿って、質疑応答形式で進められます。日南市、北郷町、南郷町の合併に伴う今回の市長選挙は、新日南市のリーダーを決める重要な選挙だけに、実行委員会では、「多くの有権者に参加してほしい」と話していました。新日南市長選挙には、これまでに、旧日南市長の谷口義幸氏と、元県議会議員の坂元裕一氏、それに、都市プランナーの深川保典氏が立候補を表明しています。
小林市の観光地などをＰＲする、新しいコスモスレディの選任式が、３１日ありました。２３代目のコスモスレディに選ばれたのは、いずれも市内に住む、種子田里菜さんと大窪南美さん、それに、黒木沙有理さんの３人です。選任式では、小林市観光協会の吉留高志会長から、３人に、コスモスレディの選任証が手渡されました。この後、３人は、役目を終える前年度のコスモスレディから、タスキを受け取りました。３人は、４月１日から１年間、様々なイベントに参加して、小林市のＰＲに努めます。
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