●西日本新聞記事 西日本新聞は30日23時10分「小沢氏、民主党幹部と会談 政権交代への期待健在」という見出しで次の
記事を配信した。
「民主党の小沢一郎代表は30日夜(本誌注・千葉知事選で惨敗後)鳩山由紀夫幹事長ら党幹部と都内の料理店で会談し、小沢氏の公設秘書が起訴された西松建設の巨額献金事件があっても、国民の政権交代への期待は失われていないとの認識で一致、「一層の説明責任」を果たしながら結束して行動していくことを確認した。
会談には菅直人代表代行と輿石東参院議員会長も出席。インターネットの世論調査で小沢氏の代表続投への支持が高かったことなどが話題になったという。
小沢氏は、党内で辞任論がさほど広がっていないとして「民主党も昔に比べて変わった」と指摘。衆院選に関して「5月なら結構だが、任期満了でも粘り強く戦える態勢をつくっていこう」と協力を求めた。
鳩山、菅両氏は地方行脚の再開を促したが、小沢氏は「まだ検察がいろいろと動いているようだ。そこが落ち着かないといけない」と慎重姿勢を示したという。」
●本誌編集長が斬る「小沢氏起訴で問題なのは『公訴事実の在否』であって『強制捜査着手時期』ではない。それが『総選挙前に立件した』問題に変わっている。
小沢氏が秘書の無罪を主張するのは自由。「有罪が確定するまでは無罪だ」という前提があるからだ。
しかも検察には「神様と本人以外真実を知らない」というハンデもある。
しかし、野党第一党、民主党の党首で、選挙があれば民主党に政権交代の可能性もあると見られている。
小沢氏は一心同体の秘書が国家の訴追機関から起訴されても、党首を続投しながら、秘書の無罪主張を強力にサポートするという。民主党は小沢氏の秘書の裁判に巻き込まれ、必然的に小沢氏の秘書の無罪主張をも支持することになる。ここも大きな問題なのである。
何故か、日本は3権分立の法治国家であるからだ。小沢氏側が『検察が総選挙直前に立件した』のが問題といえるのと同様、検察側を支持する私は「政権交代する可能性のある民主党の代表が秘書の無罪をサポートし、民主党もそれを支持するのも問題」と指摘せざるをえない。政党=政治の検察に対する介入、3権分立の精神に反すると批判せざるを得ないからだ。
西日本新聞によれは「鳩山、菅両氏は地方行脚の再開を促したが、小沢氏は「まだ検察がいろいろと動いているようだ。そこが落ち着かないといけない」と慎重姿勢を示したという。」
小沢氏も検察の動きを気にしているとみて間違いない。
マスコミの検察批判は強い。国民の1部の支持もある。東京地検特捜部が今やらなければならないことは秘書の再逮捕し、小沢氏から事情聴取するか、公判前整理手続で小沢氏の秘書の有罪確実な証拠開示ための周到な準備である。痛みを覚悟の検事総長の決断の必要性を痛感する。」