千葉県浦安、市川両市が運営する「浦安市川市民病院」(浦安市当代島)が31日に閉院した。赤字経営から民営化され、4月1日から地域医療振興協会運営の「東京ベイ・浦安市川医療センター」となる。48床で診療を継続し、建て替え工事を終えた後の平成24年に344床に戻る。
閉院式では、松崎秀樹浦安市長から鎌野俊紀院長ら270人に退職辞令が手渡され、正面玄関の看板も外された。退職者中112人が新病院に勤務する。
市民病院は昭和26年開院。建て替え費の97億円は両市が折半するという。