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第二弾の新聞広告:「あの一言で勇気をもらった」「無関心が真実を隠す」「幸せは人の数だけある」など、大小の無数の文字を点描画風にして、鉛筆を持つ力強い手をジャーナリズムの象徴にたとえた構図です。読者一人一人の声が集まって一つの大きな手になる。そんな意図を込めています。
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「ジャーナリスト宣言」は、メディア環境が激変するこれからの厳しい時代を生き抜いていくために、社員の一人ひとりが、真実と正義に根ざす「ジャーナリズム」の原点に立った行動をしていかなければならないという、新聞人としての決意表明です。
この姿勢を広く読者に伝えようと『ジャーナリスト宣言。』宣伝キャンペーンを06年1月25日の創刊記念日から立ち上げ、テレビ・ラジオCMや交通広告などで展開しました。
3月末までの第一弾は、戦争や暴動、テロ、環境破壊、自然災害など日本だけでなく世界中の悲劇や事件を取り上げ、「言葉」の前に立ちふさがる大きな事象に対しても、朝日新聞は言葉のチカラを信じて報道していくことを宣言しました。
キャンペーンでうたった「それでも私たちは信じている、言葉のチカラを」のキャッチフレーズは視聴者に大きな反響と強い印象を与え、たくさんの読者から期待や励ましの声が寄せられています。
また広告業界でも記憶に残る作品として高い評価をいただき、第59回広告電通賞の年間特別賞など多くの賞を受賞しました。
引き続き06年5月から展開した第二弾では、第一弾と同じく「言葉のチカラ」をテーマにしていますが「言葉には人を救ったり、勇気を与えたりするポジティブな力もある。だから朝日新聞は言葉のチカラを信じている」と、読者に朝日新聞社の決意を再び伝えています。
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