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インフルエンザが再び流行 感染研発表、B型増加で

2009年3月31日12時7分

 インフルエンザが再び流行していることが31日、国立感染症研究所感染症情報センターの調べで分かった。流行の主流だったA型に代わってB型が増えたためで、同センターは注意を呼びかけている。

 全国約5千の病院・診療所からの報告では、1週間の1医療機関あたりの患者数は37.45人(1月19日〜25日)をピークに、いったん12.05人まで減った。しかし、2月下旬ごろから3週連続で再び増加し、16.50人。今月22日までの1週間は、それより若干減ったものの15.63人だった。昨季のピークは17.62人、同時期の報告数は3.01人だった。

 地域別では、山形県、宮城県などの東北地方、新潟県、石川県などの北信越地方からの報告が多い。今季のウイルス型はこれまででAソ連型が57%、A香港型が26.7%、B型16.3%だった。B型は春先にかけて流行する傾向があり、今季も2月下旬以降、B型が最も多く出ており、比率が高まっているという。

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