日韓通貨スワップ協定の一時的増額措置を10月まで延長=日銀
[東京 31日 ロイター] 日銀は31日、韓国銀行(中央銀行)との間で、円─ウォンのスワップ協定に関する引き出し限度額の一時的増額について、09年10月30日まで期限を延長することで合意した。
世界的な金融・為替市場の混乱が続いているため、通貨スワップ増額措置の延長により、こうした混乱が日韓両国経済に及ぼす影響を緩和する。
日銀と韓国銀行は昨年12月、09年4月末までの時限措置として、引き出し限度額を30億米ドル相当の円またはウォンから、200億米ドル相当の円またはウォンに増額することで合意していた。今回の措置はこの増額措置の期限を延長するもの。
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