岡山放送局

2009年3月31日 19時32分更新

企業に勤めた男性が高校校長に

民間企業で30年以上にわたって働いてきた男性が県立高校の校長に採用され、31日、県教育委員会から、辞令が手渡されました。

県立高校の校長に採用されたのは、銀行の支店長や岡山市内の機械メーカーで取締役などをつとめた中桐哲則さん(54)です。

中桐さんは1日づけで和気町の県立和気閑谷高校の校長に就任することになり、31日、県教育委員会で門野教育長から辞令を受け取りました。

門野教育長が「民間で培った能力を存分に発揮してください」と励ましたのに対して、中桐さんは「志をもってこの道を選びました。精一杯努力します」とこたえていました。

県教育委員会では、教育現場を活性化させようと平成15年から民間企業などで活躍した人を校長として採用しており、これまでに3人が任命されています。

辞令を受けたあと中桐さんは「不安よりも、いまは夢がかなったという気持ちでいっぱいです。明るく元気にをモットーに感動できる子どもを育てたいと思います」と話していました。