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2ちゃんねる発のP2Pソフト「Profes」を使ってみる(2)活用編

Profesは、中央サーバを用いず、ユーザー同士でネットワークを形成するタイプの共有ツールだ。ネットワークに参加するには、ウェブ上で公開されている初期ノードを自分のProfesに登録する必要がある。しばらく接続しているとネットワーク上のファイルが少しずつ見つかっていく仕組みだ。

ネットワーク上のファイルを見つける「クエリ」には、ツリー形式と通常形式、2種類の表示形式が用意されている。デフォルトでは、検索はツリー表示。最上位階層の「Search」がネットワーク上で見つけた全ファイルで、次の階層がファイルのカテゴリ、第3階層がキーワード検索になる。「『音楽』カテゴリの『初音ミク』検索結果」といったように、カテゴリを絞り込んだ状態でお目当てのファイルを探すことができるぞ。通常形式では、ネットワーク上で見つけた全ファイルの中から、指定したキーワードが含まれるもののみが表示される。匿名でポエムや猫画像を共有するための新たなツール、Profesに要注目だ。

■初期ノード登録を行いProfesネットワークへ接続


2chのスレッドやこちらからノードを取得

本体の「ノード設定」を開き、コピーした初期ノードリストを「暗号化アドレス」のフォームに貼り付けて「追加」をクリック。しばらく画面に変化がないが問題ない

少し待つと接続が行われ、「ノード」タブにほかのProfesユーザーが見えるはずだ

「クエリ」でファイル検索を行う。カテゴリ/キーワードの階層構造になっている

ダブルクリックでダウンロード登録が行われ、「ダウンロード」タブでファイルダウンロードが行われる

表示形式の切り替えは設定ウインドウの「表示」タブ。「通常形式」はShareなどと同様の表示形式だ。今後ネットワーク上のファイルが増えてきたら、好み次第で切り替えるとよいだろう


■「トリガ」機能も搭載済み


ネットワーク上で見つけたファイルの中から、条件に合うものを自動ダウンロードする「トリガ」機能も搭載されている。ファイルキーワードや配布者のID、ファイルハッシュやサイズ制限などを指定し、「トリガを有効にする」にチェックを入れておくことで、自動ダウンロードが有効になる仕組みだ。少し分かりにくいのは「クエリ」だが、ファイルが所属するカテゴリを「"カテゴリ"」の形式で指定すればよい。「"カテゴリA","カテゴリB"」の要領で複数指定も可能だ。

「トリガ」タブで右クリック「追加」から条件を設定する。「トリガを有効にする」にチェックを入れて「OK」で自動ダウンロードが有効になる


■Tips ルータのポート開放をGUIで行おう


ポート開放を自動で行うUPnP機能は、ファイル共有ツールとルータ、双方がUPnPに対応している場合のみ利用できる。現在のProfesはUPnP非対応なので、UPnP対応ルータを持っている人も、ルータの設定画面を開いて手動でポート開放を行う必要があるのだ。UPnP対応ルータへ指令を出し、ポート開放を行ってくれるツールが「UPnP Port Mapper」だ。ウインドウズ上で簡単にポート開放を行えるので、UPnP対応ルータを使っている人は利用しよう。
UPnP Port Mapper
  
作者:匿名

「追加」をクリックし、「グローバル側ポート」にProfesのポート番号を入力。「クライアントIP」に自分のローカルIPを指定して「追加する」をクリック

ルータのポート設定をバックアップする機能も搭載されている

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2009年03月31日 17:47