陣内智則に同情論が出た離婚会見

　ここまでボコボコにされると同情したくなる人も多いのではないか。２４日、ひとりで離婚会見を開いた陣内智則（３５）だ。

　陣内は藤原紀香との離婚は自分の浮気が原因と認め、「誘惑された僕の未熟」と釈明した。相手の女性は週刊誌で報じられている「則ちゃん」やこれまで名前が挙がったタレントらだろうが、離婚して会見まで開いて内情を全部しゃべらされるのはレアケース。本来なら「性格の不一致」「スレ違い生活」などと語ってお茶を濁せばいいだけの話である。

　それにしても、紀香が陣内側を責めるのは仕方がないとしても、身内も陣内を守ろうとしていないのは異様。会見ではノーガード状態だし、芸人仲間は、このところ陣内の離婚をネタにしてオチョクっている。寄ってたかって“悪者は陣内”だ。

　なぜ、それでも陣内は会見を開いたのか。

「多分、４月からの仕事を考えてのことです。４月から主婦向け番組に出るので報道されたＤＶをまず否定したかった。それと浮気を謝罪することで主婦の反発を抑えたかったのでは。彼はすべて納得ずくですよ。それでも、最近はブログやファクスで報告することが多いから、今回は公の場で謝罪させられたという印象が強い。同情論が出るのも当然です」（芸能評論家・金沢誠氏）

　陣内、頑張れ、か。

（日刊ゲンダイ2009年3月26日掲載）