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【中国のブログ】中国人が見た日本人「悪い人間ではない」

3月27日10時18分配信 サーチナ


 国家間のイメージには様々なギャップが存在する。日本と中国は互いに近い国でありながら、そのギャップは大きいと言わざるを得ない。このブログは日本滞在と日本人との付き合いを通じて感じたギャップを綴ったものである。以下はそのブログより。
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 日本に来て以来、日本人との付き合いも出来た。日本人との付き合いを通じて感じるのは、中国にいた時に聞いていた日本人のイメージと異なるということである。日本人が大好きというわけではないが、日本人は一般的な中国人が思っているほど悪い人間ではない。

 来日当初、縁あって歯科医で治療器具の消毒をするアルバイトに就いた。歯科医院には4人の歯科助手がいたのだが、仕事に関係のないこと以外はほとんど喋らない人や私とは会話をしない人などがいて、最初は見下されているのかと思っていた。

 しかし、時間が経つにつれて分かったことは、ほとんど喋らない人はもともと喋らない人であり、私と会話しなかったのは単に言葉の壁があったからであった。この歯科医院でのアルバイト中に知り合った50代の日本人女性とは非常に深い縁を結ぶことが出来、彼女は私の「日本でのお母さん」だとも言ってくれているほどである。

 また、接骨院でのアルバイトでも、周りの日本人から日本語や按摩の仕方、多くの面倒を見てもらった。当時の私は日本の習慣を理解しておらず、中国人としての習慣で日本人と付き合っており、とてもわがままだったと思う。それでも同僚の日本人たちは容認してくれたのである。人間関係は非常に良好で、仕事も非常に楽しかった。

 そのほか、日本ではタイ人や台湾人女性と知り合ったのだが、外国人のほうが中国人を見下しているようであった。台湾人女性の大陸の中国人に対する話し方はあからさまに見下しており、さらには「あなたたち中国人は〜」「我々台湾人は〜」と言うのであった。

 日本に来て気付いたのは、中国人に対して敵意をむき出しにするのは日本人以外の、一部の外国人であるということだ。私は日本人が中国人に対し、「反感」や「見下す」といった態度を直接表しているのをこれまでに見たことがない。我々中国人が露骨に喜怒哀楽を表情に出すのと反対に、日本人は自分の感情をあまり表に出さないというのも関係しているのかもしれないが。

 我々は中国の現状を誰よりも良く知っているくせに、それを他人に指摘されると怒り狂ってしまい、だから何時まで経っても過去の同じ話題に固執するのである。中国から出て、国外から中国を見ることによってこそ本当の愛国とは何かを知ることが出来るだろう。
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(出典:mmlyj博客 意訳編集担当:畠山栄)

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最終更新:3月27日11時20分

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