ソマリア沖海賊対策 海自護衛艦「さざなみ」と「さみだれ」がアデン湾で護衛活動開始
ソマリア沖の海賊対策のため派遣された海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」と「さみだれ」が、ソマリア沖のアデン湾に到着し、護衛活動を始めた。
海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」と「さみだれ」は3月14日、広島県の海上自衛隊呉基地から、海賊被害が多発するソマリア沖のアデン湾に向けて出発し、日本時間30日午後10時45分、初めての任務を開始した。
浜田防衛相は「海賊に対しての万全の態勢を今まで考えてやってまいりましたけれども、不測の事態にも備えて、今後とも緊張感を持ってやっていきたいと思っています」と述べた。
今回、護衛対象となったのは、日本の船舶運航会社が運航する外国籍の自動車運搬船3隻とタンカー2隻で、2隻の護衛艦が前と後ろを挟むように航行し、およそ2日間かけて西側のスエズ運河まで護衛にあたる。
(03/31 13:22)