微少液滴塗布システム

概要

微少液滴塗布システムは0.1〜数100 pl(ピコリットル)と言う微少量の液体を塗布することが可能です。

微少液滴塗布の原理
塗布された液滴(粘度 1,000cP)(写真)
塗布された液滴(粘度 1,000cP)

塗布液体は、毛細管現象によってガラス管に吸い上げられ、表面張力で保持されます。ガラス管の上から直径10〜200 μmのタングステン針を降ろして液体の中を貫通させます。タングステン針は、その先端に微少量の液体が付着したまま、ガラス管下部の穴から抜け出されます。さらにタングステン針を降ろすことで、先端に付着した液体を塗布基板へ転写させることができます。


概要図

細胞マニピュレータシステム-塗布部(写真)
塗布部
細胞マニピュレータシステム-移動機構部(写真)
移動機構部

  • 塗布部・・・・・・・ガラス管+タングステン針
  • 移動機構部・・・・XYステージ  Zステージ
  • 制御部・・・・・・・パソコン+コントローラ
細胞マニピュレータシステム-制御部(写真)
制御部

微少液滴塗布の原理(イラスト)
微少液滴塗布の原理

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