【2009年03月31日06時06分 更新】


1.高速道路1000円、県内でもスタート
 (03/31 06:01)

国の経済対策の一環として始まった、高速道路の1000円乗り放題が、宮崎でもスタートしました。ETC搭載車を対象にした休日限定の割引き制度。利用者の反応はどうだったのでしょうか。28日から始まった高速道路の割引制度。土日と祝日、地方の高速道路は、ETCを搭載した乗用車と二輪車に限り、1000円乗り放題となります。(横山リポート)「宮崎自動車道の宮崎料金所に来ています。こちらが出口側のETCレーンなんですが県外ナンバーの車が次々に通過していきます。」高速道路を管理するネクスコ西日本によりますと、28日と29日の宮崎自動車道の交通量は、宮崎ー清武間で、1日平均約1万1900台、去年の同じ時期より、14%増加しました。(ドライバーは)「熊本から。前々から28日はとにかく初日は行こうと言うことで、計画してたんですけど。」「鹿児島からです。割安で非常にいいと思いますよ。」「福岡からです。福岡の職場の先輩が鵜戸神社で会ったんですよ、みんなきょうETCを利用して多分・・・。」サービスエリアはETC特需(山之口サービスエリア・立石清二店長)「うちで販売しているメロンパンに関しては、平日、週末の約2倍の売り上げをたたき出しています。期待しています。」多くのドライバーが利用した割引制度。ネクスコ西日本は、制度開始にあわせ、料金所の係員を増員、また、24時間体制で責任者を配置するなど、対応を強化したこともあって、宮崎自動車道では、渋滞や目立ったトラブルはありませんでした。一方、観光地ではー(横山リポート)「フラワーフェスタの会場にやってきました。あいにくの雨模様となっていますが、ご覧のように止まっている車の中には県外ナンバーの車も結構見受けられます。」(観光客は)「島根からです。朝6時ですね。こちらの方に来たことがなかったから東国原さんの宮崎に来てみようと思って。」一方、制度開始に熱い視線を送っていた観光業界。フラワーフェスタ会場となっている宮崎市のこどものくには、雨のため、来場者は少なかったものの、制度開始に合わせ県外からの観光客も見られました。この割引き制度に投入される国費は、約5000億円。政府の狙い通り、一定の経済効果をあげられるのか。様々な業界を巻き込みながら、割引制度はこれから2年間続きます。


2.6000万円脱税で都城の企業を起訴
 (03/31 06:00)

都城市にある精密機械部品の製造会社が、架空の経費を計上し、3年間で、法人税6000万円余りを脱税したとして、起訴されていたことが分かりました。法人税法違反の罪で起訴されたのは、都城市にある精密機械部品の製造会社「鹿島」と、社長の望月勇被告51歳です。起訴状によりますと、望月被告は、架空の経費や退職金を計上し、都城税務署に、所得金額を実際より少なく偽った法人税の確定申告書を提出、平成16年から3年間に渡って、6000万円余りを脱税したものです。取り調べに対し、望月被告は、「将来に向けて、利益を留保しておきたかった」と、犯行を認める供述をしているということです。初公判は、4月14日に開かれます。鹿島は、1990年、県の誘致企業として、山梨から都城に進出しました。


3.延岡病院医師補充 延岡市長らお礼行脚
 (03/31 06:01)

県立延岡病院の問題です。延岡市の首藤市長らは、30日、延岡病院に医師を派遣している宮崎大学医学部を訪れ、医師の派遣継続に感謝の言葉を述べました。県立延岡病院では、医師の退職に伴う診療科の休診が心配されていましたが、腎臓内科や麻酔科など4つの科については、宮崎大学などから新たな医師が派遣されることになりました。これを受け、30日は、延岡市の首藤市長らが宮崎大学医学部を訪れ、内科の教授らに医師派遣の継続について、お礼の言葉を述べました。(宮崎大学医学部第三内科・中里雅光教授)「大学の4つの内科で力を合わせて、公的な病院をサポートできる体制をつくっていきたい。」(延岡市・首藤正治市長)「最悪の事態は免れたのでホッとしている。(地元の)初期救急体制の再構築をしっかりやりたい」宮崎大学医学部では、4月から地域医療の専門医の養成や、調査・研究を行う「地域医療連携室」を新たに設置して、県内での医師の定着などに取り組むことにしています。


4.日向に初期救急診療所開所
 (03/31 06:00)

二次救急医療機関の負担軽減を図ろうと、日向市に、軽症患者を診療する「初期救急診療所」が完成し、30日、開所式がありました。この診療所は、平日の夜間に、軽症患者の診療を行う初期救急医療施設で、日向市が、約3700万円をかけて整備しました。診療所には、「内科」と「外科」の2つの診療科が設けられ、地元医師会に加盟する医師が毎日2人ずつ、当番を組んで診療にあたります。去年、日向入郷管内で救急搬送された患者約2600人のうち、約4割が軽症患者だったということで、今後、二次救急医療機関の負担軽減につながるものと期待が寄せられています。診療時間は、平日の午後7時半から午後9時半までで、4月1日から診療が始まります。


5.県南合併 新日南市が誕生
 (03/31 06:01)

日南市と北郷町、南郷町が合併し、30日、新しい日南市が誕生しました。30日はまず、業務の開始を前に、辞令交付式が行われ、各職場などで、職員たちに辞令が手渡されました。このあと、午前7時45分から、本庁舎の玄関前で、職員ら約300人が出席して、開庁式が行われました。式では、旧南郷町長の阪元勝久職務執行者が、「旧3市町の輝かしい歴史や文化を大切にし、素晴らしい地域社会を創り上げていきましょう」とあいさつ。テープカットなどをして、新たなスタートを祝いました。新日南市の人口は、約5万8400人と、日向市に次いで、県内5番目の規模となります。また、日南市選挙管理委員会は、30日、合併に伴う新しい日南市の市長選挙を、4月19日告示、26日に投票を行うことを決めました。


6.ジャイアンツスクールの入校式
 (03/31 06:00)

巨人軍が運営する野球スクール、ジャイアンツアカデミーの全国初のフランチャイズが、4月1日に開校するのを前に、宮崎市で入校式が行われました。入校式には、県内の5歳から12歳までの170人が参加し、第一期生を代表して、伊藤翔平くんが、意気込みを述べました。(宮崎市立穆佐小学校6年・伊藤翔平くん)「これから1年間、たくさんの人と出会い、いろんなことを学び、誰にも負けない選手になれるよう、頑張りたい」スクールは、年齢別に4つのコースが設けられていて、ジャイアンツのOBなどが、1年間、野球の基礎を教えます。


7.イタダキッズ第2期生卒業式
 (03/31 06:04)

MRTで放送している、「月刊!みやざきイタダキッズ」に出演している、小学生リポーターの卒業式が、30日宮崎市でありました。式では、番組で編集長を務める、JA宮崎経済連の羽田正治会長から、子供たちに、卒業証書などが手渡されました。(甲斐華穂さん)「農業のことを全然知らなかった私が、クラスの中で一番農業博士みたいになった」(小森悠花さん)「田植えとか千切り(大根)干したりとか、いろんな体験ができたので、すごいいい体験になった」「月刊!みやざきイタダキッズ」、次回は、新たな小学生レポーターを迎え、4月25日に放送します。


8.夾竹園が障がい者を招待
 (03/31 06:04)

夾竹園日南店に、体に障がいがある人たちが招待されました。招待されたのは、日南市の身体障害者授産施設、「サン・スマイル自立園」の入所者と職員合わせて39人で、食事を前に、施設側から、入所者手作りの飫肥杉を使ったテーブル付き子供いすが贈られました。このあと入所者たちは、肉をおいしそうに食べながら、楽しいひと時を過ごしていました。


9.生駒高原35万本の菜の花見ごろ
 (03/31 06:03)

小林市の生駒高原では、菜の花が見ごろを迎え、黄色い絨毯を敷き詰めたような光景が広がっています。標高550メートルの生駒高原では、約4ヘクタールに、35万本の菜の花が植えられています。今年は、暖かい日が続いたため、例年より1週間ほど早く菜の花が開花し、すでに満開となっています。訪れた観光客たちは、菜の花畑を散策しながら、春の陽気を満喫していました。生駒高原の菜の花は、4月10日ごろまでが見頃だということです。


9.宮崎観光遺産にみそぎ池など10件
 (03/31 06:03)

宮崎の新たな魅力を発信しようと、県が公募した「宮崎観光遺産」に、10件の観光資源が選ばれました。「宮崎観光遺産」は、東国原知事の就任で新たな観光地となった県庁のように、県内の隠れた観光資源を発掘しようと、県が去年11月から公募していたものです。今回は、県内全ての市町村から、226件の応募や推薦があり、審査の結果、10件が選ばれました。このうち、神話にまつわる場所は、イザナギノミコトが、けがれをはらった場所とされる宮崎市の「みそぎ池」や、都城市の「東霧島神社」をはじめとする「霧島周辺神社群」など、5件が選定されました。このほか、宮崎市田野町の「大根やぐら」など、宮崎ならではの季節の風物詩も選ばれています。県では、今後、宮崎観光遺産を積極的に情報発信するとともに、観光客の受け入れ態勢を整備することにしています。


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