市民が行政・議会・一部のネット族を監視するための辛口情報紙・東村山市民新聞

「風俗マニア」薄井さんのお仲間(1)

澁谷知美さんという人物像
破綻した「東京経済大教員」

地域の生活者とは無縁の「性風俗=売春」専門家(澁谷知美さん)らしいご意見です。
まんぞく
2007年6月21日 (木)
東村山市議にたいする人権侵害事件について署名のお願い

  東村山市議の薄井政美さんは、以前、性風俗紙の記者をしていました。
  その経歴を理由に、おなじ東村山市議である朝木直子氏が、薄井氏を辞職させるよう、市長あて申し立てをしたそうで
す。

朝木氏の行為には、少なくとも二つの問題点があります。
第一に、ある人が就いている職業を過去の経歴を理由にやめさせようとする行為は、人権侵害に当たるという点。今回
の件は、薄井氏の職業選択の自由をはばむ人権侵害事件として捉えられなければなりません。かような人権侵害を市
議のステイタスにありながら堂々と行う朝木氏の見識を疑います。朝木氏の申し立て文書には「人権侵害等申出書」のタ
イトルが付されていますが、人権侵害を行っているのは朝木氏のほうです。

第二に、ネット上で公開されている薄井氏が出演する風俗情報提供番組を「市民である私にたいするセクシュアル・ハラ
スメント」と解釈している点。たとえば郵便などで朝木氏本人にダイレクトにその情報が提供されたのであれば、それはハ
ラスメントとなりえます。また、朝木氏が利用するパブリック・スペースに上記の情報が陳列されていれば、それは環境型
セクシュアル・ハラスメントとなりえます。見たくないのに目に入ってしまうからです。しかし、ネット上の情報は、ユーザー
が能動的に働きかけなければ「見なくて済む」ものです。そうした性質を持つネット情報を「市民である私にたいするセク
シュアル・ハラスメント」とするのは、悪意にみちた拡大解釈であると言わざるをえません。

さらに、矢野ほづみ氏も自身が発行人をつとめる『東村山市民新聞』なるメディアで薄井氏への中傷行為を行っていま
す。
矢野氏も市議であり、議員としての資質を疑います。

如上の理由で、私はSWASHの要友紀子さんからの「呼びかけ」に賛同し、また、みなさんにも賛同をお願いしたいと思い
ます。締め切りは24日(日曜日)。    澁谷知美
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 というものです。中傷だの、人権侵害だの、言葉は勇ましいですが、中身は何もない「職業差別論」、「いやなら見なきゃ
いいだろ」論にすぎません。
 というより、ご自分の劣情を逆撫でされ、いきなりボルテージがあがったとでもいうのでしょうか?ろくに当方の見解を読
みもせず、「悪意にみちた」一知半解の誹謗中傷を並べておられるようですね。大学教員としての資質を疑わざるをえま
せん。性風俗論者というのが、これほどまでに、没論理だとは驚かされました。

 この澁谷さんは、東村山市外の方でしょうが、薄井さんは市内の自分に投票した方々からも厳しく批判されているた
め、ついに市外の方々にSOSを発信したようです。
 この澁谷さんも「風俗好き」のようで、薄井さんのお仲間には間違いないようです。残念ながら、この程度の認識レベル
では、当方が問題にしているところは、理解できるはずがないですね。応援団をみつけたつもりかもしれませんが、地域
で生活者として東村山市に住む立場からの発言でないと、意味がないのですよ。性風俗専門家から風俗ライター、そして
風俗嬢までならべたところで、それこそ、やぶへび、ひいきの引き倒しってところですね、薄井さん!無自覚のご様子です
が、ね。

 問題点を平気で歪曲し、論点をすり替えた上で「批判」したつもりになっている性風俗関係者がほとんどのようですの
で、ここで、再度確認しておきましょう。
 
 「薄井問題」の核心は、情報発信(公表)の際に「任期開始後の公職者=市議」が法令上の義務に違背してい
る問題、および「選挙公報記載内容」等選挙運動時の公選法抵触問題など、ということです。

 それと、薄井支持の性風俗関係者のご意見を拝見すると、どうも薄井さんは、自分の都合のよい情報だけしか伝えて
いないようですね。確かに、出馬表明した当初のごく短い時期に、自分のブログから「マノゾクTV」にリンクを張っていまし
たが、その後、あまりのひどさを指摘されて、リンクを遮断しました。とても「包み隠さず前職を公表した」とはいえません。
 そして、問題は次です。
 薄井さんは、ブログのプロフィールでは「前職」の一部に言及していますが、選挙公報では一切言及がなく「毎日新聞
社記者などを経て、前職は出版社社員」としか記載がありません。この選挙公報の記載内容は、とても「包み隠さず」
前職をそのまま記載公表したことにはなりませんよね。
 こういうのを、事実の隠匿、というのですよ、澁谷さん。どうして、あなたの呼びかけに対する「賛同人」の方には「風俗ラ
イター」と肩書きを公表している方もいるのに、薄井さんは「前職は出版社社員」としたのでしょうか? 
 第一、あなた自身が「薄井政美さんは、以前、性風俗紙の記者をしていました。」とお書きになっているではありません
か。東村山市内の有権者は薄井さんの経歴は「毎日新聞社記者などを経て、前職は出版社社員」という理解をし、決
して「性風俗紙記者」とは考えなかったのではないですか?「経歴隠匿」「経歴詐称」は重大問題です。投票の判断基準
のひとつにせざるをえませんから。「経歴」に関する選挙公報での薄井さんの記載事実は、この点は今後、厳しく問題に
せざるを得ないことはすでに指摘し公表しているとおりです。「経歴」について当方が問題としているのはこの点だけで
す。

 したがって、当方は、薄井さんの前職が「風俗レポーター」ないしは「風俗関連会社社員」であることをもって、市議を辞
職すべきだと主張したことはありません。澁谷知美んという この方は、大学の教員をしている方のようですが、なんと
も残念ながら、読解力に疑問を感じざるをえませんね。当方の主張はきちんとお読みになったうえで、反論なりをいただ
きたいと思います。

 薄井さんに自発的辞職をお勧めしていることが、
「就いている職業を過去の経歴を理由にやめさせようとする」ものだというのですが、「過去の経歴を理由に市議をやめさ
せようとした」とは、私どもの主張の具体的に何を指すのでしょうか。どうしても職業差別だ、という薄井さんご自身の主張
に沿って、お説を立てておられるようですが、残念ながら、当方は「職業」を問題としているのではありません。

 当方が問題としているのは、少なくとも、市議の任期開始後に、薄井さんが現在も行っている言動は、東村山市男女共
同参画条例に違反しているということが、自発的辞職をお勧めしている根本です。
 条例が定めているのは、「見たくなければ見なくて済む」かどうかという情報の受け手だけの問題ではなく、「情報」を発
信し公表する側の義務についてですから、澁谷知美んは、よく読解されないで、常識論を振りかざしているだけのよう
に感じます。
 
 今、市議会に請願が提出され、薄井さんが問題とされている理由は、市議の任期開始後に、条例が定めた「情報」を発
信し公表する側の義務、最低の基本をお忘れになっているからです。
 市外の、しかも公職でない方にはおわかりにならないかもしれませんが、東村山市内のしかも法令遵守義務を前提とし
た立法機関にいる公職者には「情報」を発信し公表する側の条例が定めた義務が問題となるのです。「関係ない」とはい
えません。
  問題にされたくなければ、このような公職にある立場を捨てて辞職すればいいだけの話です。
 選挙で立候補して投票で選出される市議の場合は、「職業選択・転職の自由」の問題でないことぐらい、誰にでもわか
る話で、「私は今日から就職します」という職業と違うことくらいは、お分かりだと思います。
 投票後、市議の任期開始後、何を現在しているか、違法はないか、また選挙の際に、前歴を偽っていたり、違法、不正
な方法で当選してはいないか、など、これらを「職業選択・転職の自由」論で片付けるというわけにはいきません。東村山
市の現実を縛る法令を無視して気楽に「職業選択・転職の自由」を叫ぶわけにはいきません。

 また、「児童ポルノ」を所持しているだけで処罰対象となる国々と比べて、国内には「見たくなければ、みなければよい。
個人の自由」程度の発想の方もいるようですが、法令の縛りのある現実の社会で、しかも法令順守を前提とする公職者
とくに立法機関にいるものにとっては、これらを「表現の自由」論で片付けることもできません。
 議論として、さまざまなご主張をすることは自由ですが、公職とくに立法機関にいるということになると、おっしゃるほどに
気楽に「職業差別論」「職業選択・転職の自由」論そして「表現の自由」論をふりかざすだけでは、解決にはならないという
ことはお伝えしておきます。

 東村山市男女共同参画条例をしっかりとお読みいただいて、「表現の自由」だけでは、立法機関にいる公職者の法令
順守義務を一刀両断することができないことを、お気づきいただきたいものです。
 この問題にかかわる場合には、当方の主張を踏まえたうえで、緻密な議論をされるようお願いしておきます。


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