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阪神・藤川“ノーワインドアップ”で投げる新境地

4回に登板した藤川は堂々たるピッチングで打者3人をピシャリと抑える

 <阪神2−1オリックス>虎党に“ニュー・球児”を見せつけた。第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の連覇に貢献した藤川球児投手(28)が29日、オープン戦に初登板。1イニングを3人で抑え、2三振を奪った。普段はすべてセットポジションから投球する右腕が、全15球をノーワインドアップから投じる新境地。頼もしい男が猛虎に戻り、待ちわびた白星でオープン戦を締めくくった。

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