岡山放送局

2009年3月30日 18時40分更新

高速値下げで利用が大幅増


ETCを取り付けている乗用車やオートバイなどを対象に高速道路を最大1000円で利用できる割引制度が始まったのを受けて、県内の高速道路でも29日までの2日間の利用が去年の1.6倍ちかくまで増えたことがわかりました。

高速道路の割引きは、自動的に料金を精算できるETCを取り付けている乗用車やオートバイであれば土曜と日曜、そして祝日に限り、地方の高速道路を1000円を上限に何キロでも利用できるものです。

西日本高速道路によりますと、割引き制度が始まった29日までの2日間、岡山県内でも多くの利用者がみられ、このうち、岡山自動車道の平均交通量は1日あたり1万7600台で、去年の1.6倍近くに増えたということです。

また、本四高速によりますと、一足早く今月20日から割引きが始まった瀬戸大橋でも、29日と28日の平均交通量は1日3万5100台で、前の年のおよそ2.2倍に上っていました。

両社では、「今週末も春休みにかかることから、交通量は引き続きふだんより多くなるだろう」と話しています。